値幅を意識したチャートの見方と相場の仕組みについて

チャートの見方
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ぶるすなさん

最近Google検索経由でこのサイトを見に来てくれる人が結構いることに気付いたのだけど、その検索語のほとんどがトレードに関することでした。

Exnessに関することはもちろんだけど、Beeksに関することやライントレード、移動平均線について検索して辿り着いてくれた人が多く、トレードに関することをちゃんと書いた方がいいなと思った今日この頃です。

りっちゃん

気付くの遅いよね。

こっちゃん

そもそも更新頻度が低すぎて定期的に訪れる気がなくなるよね。

ぶるすなさん

…。


そ、そんなわけで、今更ながらではありますが、自分の相場の見方についてまとめてみます。

相場はいつも正しくていつも間違っているとよく言われますが、正解なんてものはないので一つのケーススタディだと思って軽い気持ちで見ていただければと思います。

Table of Contents

相場の仕組みと基本形

ぶるすなさん

まずは相場の仕組みと基本形について。

僕のTwitterやnoteをよく見てくれている人であれば見飽きてるとは思いますが、自分は3つの波がワンセットで動くってのを基本的な考え方として相場を見ています。

エリオットだと推進波が5波で修正波が3波動で、副次波がどうのダイアゴナルの時はどうのと色々あるけど、自分にはよく分からなかったので最低限のところを拾ってコレに至ります。

これは下記記事にも書いた通り。

ぶるすなさん

図示するとこんな感じ。赤い矢印はいずれも同じ長さです。

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ぶるすなさん

①が両方とも下落のパターンを図示しましたが、①が上昇から始まるパターンも当然あるので基本的には4パターンです。

実際のチャートの方がイメージ湧きやすいと思うので実際のドル円チャートで見てみます。

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ぶるすなさん

「下に抜けて同じ値幅を出すか、抜けれずに値幅を返してくるか」みたいに考えます。

このスクショをした時点よりも未来ではこれがどうなったか、どこまで伸びたのかの答えは出ているのですが、敢えてそれには触れないで考え方だけ記載します。

ここで一つの指標になるのが移動平均線。
移動平均線と引いたチャネルや値幅との位置関係がとても重要です。これはあとの方で記述します。

値幅と波動について

N波動とE波動

ぶるすなさん

チャートについて説明した記事や、SNSなどを見ているとしばしば【波動】というワードを目にすると思います。

波動にはI波動、Y波動、P波動、N波動、E波動、NTやらVやらと色々な種類があります。

こっちゃん

覚えるだけで一苦労…!!

ぶるすなさん

もちろん全てを覚えるに越したことはないと思いますが、自分自身とても覚えるのが苦手です。
何より覚えたらお金増えるのかが謎なので無気力なのです。

りっちゃん

金でしか動かないせこい大人きてるね。

ぶるすなさん

ただ、NとEは最低限覚えた方がいいよってのが結論ですので、覚えているものだけ語ります。
実際のチャートで気付くのはちょっと練習がいるかもしれませんが、そんなに難しくないと思います。

下記に図示しますが、基本的にチャートにいかにこれを見つけられるかどうかで大きく変わってくると思っていますし、実際自分の今のトレードは基本的にこれで組み立てられてます。

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ぶるすなさん

「形ができてからのエントリーで問題ない」
「1波目は捨てて、狙うのは3波目」


みたいなことを言っている方も、同じような見方をしていると思います。

これも実際のチャートで見てみます。

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ぶるすなさん

またまたドル円の日足ですが網掛けした長方形が2つ縦に重なったところがEが出ているところです。

Twitter見てる人なら分かると思いますが「値幅出し切った」とかたまにツイートしてるのがコレです。

「@bluesnyaiper 値幅」とか「@bluesnyaiper 出し切った」で検索すると何かずーっと言ってるおっさんが見つかるかもしれません。

N波動とE波動が出たら?

ぶるすなさん

自分は理屈っぽいことがあまり好きじゃなく、

「で?それ分かったところで儲かるの?結局どうすれば儲かるの?」

ってタイプなので、そういう視点で書きますが、N波動やE波動を見つけると次の動きがある程度予測できます。

N波動が出た場合

ぶるすなさん

この場合は2パターンの値動きを考えます。

  • Nが出た後、Eを作りにいき値幅を達成
  • Nが出た後、Nを作って値幅を返してくる
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ぶるすなさん

概略はこんな感じ。

もちろんこんなにスーッとはいかないのでジグザグしながら動く。
下図みたいな感じです。

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ぶるすなさん

三尊になるか、三尊崩しになるのかはこういう見方をしていくとちょっと面白かったりします。

E波動が出た場合

ぶるすなさん

Eが出た後の動きは一択で、一つ値幅を返してきます。
2歩進んで1歩下がる感じなのがEです。

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ぶるすなさん

基本はこんな考え方でいつもチャートとにらめっこしています。
これは横のラインで値幅を取っているけど、斜めになれば斜めに値幅を見るだけで考え方は同じ。

実際のチャートで見る

ぶるすなさん

例によって実際のチャートで見てみたいと思います。
他のところでも出したものですが、チャートにラインを引いて吹き出しを入れてあります。

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ぶるすなさん

まずは緑の矢印の方。
Eが出たら一つ分値幅を返すとの見立てでショート。このチャートの場合は一つ返した後にもう一つ戻ってきて値幅を全部返しました。

続いて紫の矢印の方。
Nが出た後、そのまま伸びてEを出すか、それとも値幅を返してくるかで2パターンの見方。

そんな感じで相場を眺めているわけです。

そう考えると、自然とどの位置なら期待値の高いトレードができるかが見えてくると思います。

こっちゃん

紫の方は結局どうなったの?

ぶるすなさん

昔のラインを一旦クリアしてしまったのでざっと引き直してみたけど、見て分かると思うけどその後結局Eを達成していることが分かるね。

りっちゃん

Eを達成したら一つ戻るんじゃないの??

ぶるすなさん

そこが難しいところなんだけど、直近でEを達成した後に再度のEを出してきているので、すでに別の流れができている可能性を考えなければいけません。

特に半値くらいで揉んでいる時はその可能性が高いので一度フラットに考え直す必要があります。この部分では別のNができているので下図のように動き始めたと考えます。

りっちゃん

後出しにしか思えません!!

ぶるすなさん

相場に絶対はないので、可能性をいくつか想定して対処するしかありません。トレーダーが唯一自分でコントロールできるものは損切りだけです。

こっちゃん

なんかカッコつけてんね。

移動平均線と値幅について

ぶるすなさん

値幅が見えてきたとしても、前述のように結局どっちにその値幅を出してくるか分からないという事は多々あります。

そんな時に物差しの一つとして移動平均線を使うという方法があります。移動平均線は基礎中の基礎だからこそきちんとその意味と使い方を理解する必要があると思います。

移動平均線にはいくつか種類がありますが、指数平滑移動平均(EMA)を使います。ここでは75EMAを見ていきたいと思います。

ぶるすなさん

さっきのチャートに75EMAを足してみました。
赤と緑がありますが、75EMAの下降が赤、上昇が緑になっているだけでいずれも期間は同じです。

こっちゃん

さっきの半値で揉んでいるところで75EMAが耐えているね。

ぶるすなさん

よく気付いたで賞を差し上げます!

EMAの角度も大事だけど、値幅が取れたら、その値幅のどの位置で75EMAが推移しているかを意識することがとても大事。

前述のチャートで仮に値幅を返すとしたらどんな感じになるかを図示してみます。

りっちゃん

こうなってくるとローソク足が先なのか移動平均線が先なのか訳が分からなくなってきますのう…

ぶるすなさん

移動平均線マニア系トレーダーには、ローソク足が移動平均線を作るのではなく移動平均線がローソク足を作るのだ!みたいな人がいるんだよね。

まあローソク足の4本値から計算して描画されてるのが移動平均線なんだけどね()
値幅とEMAの位置関係やその後の動きについてはまた別記事にしようと思います。

こっちゃん

ネタの引き伸ばしきてんね。

天底トレード

ぶるすなさん

基本的には天底狙いのトレードは無限にお金がすり減ることになるのでやってはいけないと言われていますし、自分もそう思います。

ただ高確率で相場が転換する、値幅を返すところは読めてくるので、そこでは狙っていくべきかなと思っています。

りっちゃん

頭と尻尾はくれてやれってはよく言うけどね。

相場が転換する時

ぶるすなさん

ここまでの説明で察しがいい人は気付くのでしょうが、相場が転換するのはNやEを達成した時です。
逆にいうと値幅を達成していない段階では転換することはないとも言えます。

値幅を達成していないのに値頃感トレードで無限に入金バケツリレーになるのは達成する前に逆らい続けることに起因します。雑だけどこんな感じ。

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ぶるすなさん

「N達成で下がったものの、切り替えしてEがあるかも?」みたいに考えれば分割利確になるだろうし、いくつか想定した上でトレードはできるわけです。

ちなみに横のラインでEを見るのであれば、フィボナッチリトレースメントを使うのも可です。

フィボナッチで値幅を見てみる

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ぶるすなさん

ちょうど等倍出た2のところがドル円の天井になりました。

過去のチャートならなんとでも言えるのですが、ドル円天井を取った僕が言うのでよしとして下さい。

こっちゃん

自分で言わないでもらってもいいですか?

まとめ

ぶるすなさん

もっと書きたいことや説明すべきことはあるんだけど、長くなったのでこの記事はここまで。

簡単にこの記事の内容をまとめると…

ここは段落ブロックです。文章をここに入力してください。

  • 値動きは基本的に3つの波で構成されている
  • N波動とE波動と波動が出た後どうなるかは覚えておいた方がいい
  • 一つのラインで出る角度や値幅はその流れが終わるまで繰り返し出る
  • 値幅を押さえることができたら、その値幅の組み合わせで相場の流れが掴める
  • 移動平均線と値幅の位置関係を意識しておくことが大事
りっちゃん

値幅で相場を見ていくのが大事なのは分かったけど、その値幅をどうやって取るのかが分からないんですが?

ぶるすなさん

基本的には値動きの収まるチャネルラインを引いて値幅を観測していくんだけど、フィボナッチとか水平線とか、自分のやり方でいいと思います。

僕のやっているやり方については需要があれば別記事でやります。

こっちゃん

記事の引き伸ばしきてんね。

ぶるすなさん

静かにしろ。

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