
前回ライントレードについて一番分かりやすそうなものをピックアップして書いたんだけど、今回は少し違ったやり方を書いてみるよ。

アナタ、思ったよりも反響があったから調子づいてますね?

ラインについてサラッと触れただけで一番大事なのはラインと値幅だからってだけだし。ちげーし…

はじめに

今回は0-2ラインって呼ばれたりするラインの引き方と、それによって見えてくる値幅についてのはなし。

「0-2」って何?

そんなわけで最初に0-2と波動的なチャートについてです。
エリオット波動について


これはよく見かけるエリオット波動の基本形のチャート。
推進波(上昇5波)で上昇していき、その後修正波(下降3波)みたいなのは有名だよね。
基本的にイマイチ分からんけど()

えっ!?

カウントとか当然できなくはないけど、完全に応用できるほど自信がないんだよね。
だからいいところだけ、使えそうなところだけ使っているのである。
では問題です。
推進波であれ修正波であれ共通することがあります。
何でしょう?

いきなりのクイズ形式!

正解は推進波であれ修正波であれ3つの波があるってことです。
なので基本的に3波を一つとして考えていけばいいかなという邪道な使い方をしているので㌃。
そして0-2とは起点と2波終点を結んだラインのことです。

あの、クイズ出されたのに答えてないんですけど…
0-2ラインについて

0-2も実は無限に引けてしまうんだけど、それはその時間軸毎に波があるからなんだよね。
どの0-2が最適なのかは色々やってみるのが結局一番の近道だと思う。
ただ、ぶるすなさんは効きそうな角度をEMAの角度と比較することによって判断しているよ。
とりあえず下記のチャートで例示してみます。

ぶるすなさんの0-2ライン


伝えたいことを一気に書き込んでしまったのでぐちゃぐちゃになってしまった感。
0-2ラインと1波との値幅でこの相場の動きが見えてくる気がしないかね?

確かに緑の線ピッタリで反発しているし分かった気になってくるにゃ…

ただ、リアルタイムで見ていると別のところに0-2を引きたくなってくるとも思うんだよね。
ちょっとやってみるね。
0-2ライン もう一つのパターン


リアルタイムで相場を見ている場合、こういう0-2ラインが最初に引けると思う。

最初の折り返しはこっちのが早いもんね。
でもこれもこれで緑のラインがピンポイントで先端を捉えてるんだね。

そういうこと。
なので間違っているとか正解とか、そういったのを論じるのはナンセンスだと思うんだよね。
一方で2つの見方がある中で同じところが交点になっているということは?
あとは分かりますね?

先生…!

相場が進む中で0-2を引き直して考えてみるのはとても大事。
常にフラットな目線で相場を見ること!
じゃあ一つ目のラインがよりいいと言える根拠を下に示してみるよ。
きちんとした値幅が取れると未来のチャートも見えてくる


なんか宗教っぽい…!

確かに…!
ただ1つ目の0-2ラインの方がその先のチャートも包めているのが分かるよね。
単純にこの相場はこの0-2で取った値幅を2つ組み合わせた相場だったと言えるよね。

でも後出しだと何とでも合わせられるしねぇ…

相場は不確かだし絶対はないからね。
予想して動いたり張ったりするとぶっこきやすいので、予測してそうなったらリスク管理して動くのがトレーダーだと思うよ。
値幅の使い方と予測について


さっきのチャートについて解説を入れてみたよ!
一つの値幅で見ると、最初の0-2で取った値幅が上に出たと見て取れるよね。これをE波動と言ったりします。

聞いたことある…!

なんちゃら波動ってのは正直覚える必要ないんじゃないかっては思うけど、N波動とE波動は相場を見ているとよく出てくるから覚えておいて損はないと思うよ!
いずれにしても2つ分の値幅が出ると一つ分返してくることが多いんだよね。

でも返しきってない動きがあるよね?

こうなった時にその先を考えるといいよ。
ラインに到達せずに浮いた分の値幅ってのはその先どっかで埋め合わせることが多いんだよね。
この場合だと上に出してくるかなーって気持ちなんだけど、こればかりは分からん!!
移動平均線とラインについて

「移動平均線なんて過去の値動きを出したものだし役に立たない」
そう思っていた時代が私にもありました。

でも移動平均線を背にポジると突き抜けられて損することって多いよね?

それはそう。つまり使い方が悪いんだよね。
あくまで自分はだけど、移動平均線は相場の角度や流れを見たり、ローソクの位置を把握するのにはベストなツールだと思っているよ。
移動平均線については別の記事にしようと思うけど、ラインに絡めたものを書いてみるよ。

これは一度に出さないデアゴスティーニ商法ですね…
ぶるすな進研ゼミチャートについて

ぶるすなさんがよくツイートでふざけて言っているチャートについて稀に質問が来るから説明しようと思う。

あーあのクソ寒いギャグね。

やめて下さい…


端的に言えば、この図のような平均線の位置関係のチャートのこと。
反応のいい25EMAや75EMAが勢いを失って垂れてくると同時に200EMAも角度を失ってくる状態のやつね。

コレ見たらショートすればええんか?

安易にそれやると2段上げで炭にされるのでラインを引きながら考えるよ!



今回は200EMAの角度を取って考える例を挙げたけど、他にもチャネルラインの角度を75EMAから取ってみたり、色んなところに当てて相場の流れを見ることがあるよ。
0-2ラインもEMAから比して無理な角度だとあまり使えないラインと判断できたりするから、移動平均線は結構重要なんだよね。

重度の移動平均線マニアになると計算しなくても移動平均線が描けたり、移動平均線からローソクが見えてきたりするって聞いたことある…!

そこまではいかないけど、ぶるすなさんもよくローソク足を消して移動平均線だけから相場を見ることはあるよ。
移動平均線から値幅を取ることもできるから、移動平均線を極めてみるのも面白いと思う。
まとめ

今回は0-2ラインと値幅についてサラッと書いてみました。
0-2ラインには他にも意味があって、
0-2ラインを1波頂点に当てて、3波の長さを確認し、インパルスかどうか判断する。
みたいなのがあるんだよね。

ちょっと何言ってるか分からない。

実は自分もそういった細々した難しいのは苦手でして()
他にも1-3ラインとか、0-4ラインとかそういったラインの引き方もあるんだけどね。1-3ラインを2波に当てて4波の場所を想定するとか…
興味がある人はググってみるといいよ!

よく分からないから教えることができないって言ったら?

よく分からないし実戦で自分は使えないから教えることができません…!(涙目)
おまけ

動画の方がライン引きが分かりやすいって意見があったから、動画も撮ってみたよ。
動画が見てみたい人はぶるすなLINEを登録して、
「ラインの動画」
って呼びかけてみてね!

ラインとLINEがもうごちゃごちゃにゃ…