Exnessのストップレベルがゼロなのにゼロじゃなかったはなし

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ぶるすなさん

「な…何を言っているのかわからねーと思うが、俺も何をされたのかわからなかった…頭がどうにかなりそうだった…催眠術だとか超スピードだとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ。」

最初に明言しておきますが、Exnessは好きなブローカーでこれからもできれば使っていきたいと考えています。
そのため、Exnessに対するアンチ活動ではありません。

ツイートで言及してしまったことと、このようなケースもあるという情報共有の意味でまとめておきます。

ぶるすなさん

(まぁ本音は今回のケースはちょっとないなっては思ってるけど…)

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はじめに

少し前にハーンさんがこのようなツイートをしていました。

https://twitter.com/haan_fx/status/1538072336041414657?s=20&t=nSNI_Jwpv8UHH4cHzLr5aQ
https://twitter.com/haan_fx/status/1538324961903149056?s=20&t=nSNI_Jwpv8UHH4cHzLr5aQ
こっちゃん

ストップレベルについてはあまり言われてなかったけど、かねてよりMID価格でのストップアウトに関してはユーザーによって適応の有無があることは指摘されてたよね。

ぶるすなさん

うん、MIDに関してはHPには記載があるけれど、MT4やMT5上では確認できない裏仕様みたいなものだったから割と有耶無耶だったんだけど、今回は明記されているストップレベルだったから問題のレベルとしては違うと思ったんだよね。

りっちゃん

MID価格でのストップアウトってにゃに?

ぶるすなさん

よく聞かれるんだけど、一般的な用語じゃないから分かりづらいよね。
詳しくはこのページ参照だけど、簡単に言えばBIDとASKの真ん中でストップアウトやゼロカットしてくれるでって仕様だよ。

りっちゃん

朝のスプレッド拡大にも対応できるし神仕様にゃ…

ぶるすなさん

このMIDと無制限レバレッジ、キャッシュバックが即時発生するという仕様を逆手に取って悪用したケースがあり、MIDについてはユーザーによって適応の有無に違いがあるそうな(あくまで色々な情報から総合的に判断した私見)

ストップレベルとは?

ストップレベルとは、指値注文や逆指値注文のように価格を決める注文方法において、現在のレートから注文する価格を一定数離さなければいけない注文価格のこと。

例えば、ドル円の現在レートが138.55円でストップレベルが2.0pipであれば、138.57円以上もしくは138.53円以下の価格を指定しないと注文が通らないため、細かいトレーリングストップを入れる戦略においてはとても重要。

ぶるすなさん

常に成行注文を出す成行マンにはあまり関係ない仕様だけど、SLを細かく修正するようなEAだと大きく戦略を変える必要があるのがストップレベルの数字なのである。

りっちゃん

ストップレベルってどうやって確認するの?

ぶるすなさん

ブローカーのHPには当然記載があるけれど、MT4やMT5のアプリから簡単に確認ができるよ。

ストップレベルを確認する方法

以下、スマホアプリで確認する方法

STEP
MT4を起動し、調べたい通貨ペアやコモディティをタップ
STEP
「詳細」をタップし、「ストップレベル」を確認
ぶるすなさん

後述するけど、EURUSDのストップレベルは確かに0と表示されているんだよね。

今回起こったこと

ここからが本題。今回一体何が起こってぶるすなさんはおこなのか。

ストップレベルがゼロと表示されていたのにゼロではなかった(3.0pips程度にサイレントで設定されていた)ため、トレーリングストップ注文が通らず利益になるべきトレードがゼロカットになってしまった。

ぶるすなさん

ゼロだけど、ゼロじゃなかった!
(サツキとメイみたいな感じで)

りっちゃん

ごめん、ちょっと何言ってるか分からない。

ぶるすなさん

「な…何を言っているのかわからねーと思うが、俺も何をされたのかわからなかった…頭がどうにかなりそうだった…催眠術だとか超スピードだとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ。」

りっちゃん

そのネタさっき聞いた。

まずはこの2つの注文をご覧下さい。

同時刻にエントリーしたものですが、片方は利益でもう片方はロスカットになっています。
両方とも同じロジックのEAを使っており、違いはロット及びユーザー。
通信環境の違いも当然ありますが、ログの確認結果から利益とロスカットを分けるようなファクターではありません。

こっちゃん

一体何が起きているの…?

こういう時、まず何をすればいいか

何が起こったかを確認するためにログを確認しましょう。
ログの確認方法は下記手順。

STEP
PCで起動しているMT4の「ファイル」から「データフォルダを開く」を選択
STEP
「logs」フォルダに操作ログが、「MQL4」の下の階層の「Logs」フォルダにはEAのログがあるので、調べたい日付のログを開いて確認

実際の操作ログの一部がこちら。

トレーリングストップのmodifyの注文がひたすら弾かれています。
今までは普通に入っていたのでどこかのタイミングで急に変わった可能性があります。

エキスパートアドバイザーのログも確認してみます。

「error #130」のエラーが散見されます。
このエラーはどういった時に起こるのかを調べてみます。

1. 損切り(利益確定)価格が現在のレートに近すぎる。

2. 損切り(利益確定)価格を算出する計算式が正しくない。

3. 損切り(利益確定)価格が正規化されていない。

MT4EA稼働中に出るOrderSend Error 130の原因や対策方法を解説!

今まで正常稼働していたEAでもあるので、1が原因であることが推察されます。

しかしながら、1はストップレベルゼロであれば起こり得ないので、上述のハーンさんのケースも鑑みるとストップレベルゼロが「ユーザー毎に個別に」かつ「MT4の記載とは異なって」「事前通知なく」別の設定にされていることが想像できます。

りっちゃん

うーん…「詳細」で確認できるのと違う仕様にコッソリ変えてるのは反則じゃにゃい?

ぶるすなさん

自分が問題視していたのがまさにソコ。ストップレベル3.0とでも書いてあればトレールの数字を3pips以上にしたし、そもそも稼働させなかったよね。

りっちゃん

これはサポートに怒鳴り込みですわ。

Exnessの対応

まずライブチャットに問い合わせ。
しかしながら、こういったケースは最初から証拠(ログなど)を添えてメールで問い合わせをした方がいいかもしれません。

以下が回答。

この前にも返信はあるのですが、的外れな回答だったので割愛します(希望あれば載せます)
まぁ要するに、Exnessの裁量で、MIDだろうがストップレベルだろうがユーザー毎に取引条件をいつでも勝手に変えるんやでってことみたいです。

こっちゃん

まぁブローカー側も慈善活動じゃないしね。
悪質なユーザーもいるだろうから疑わしきは罰するの姿勢は仕方ないかもにゃ。
ただ、事前通知くらいあってもいいし、ストップレベルゼロでないなら正しい表示はすべきかもね。

ぶるすなさん

ストップレベルゼロと記載しているのにゼロじゃないのは納得がいかないんだけどね。
あと、「ユーザー毎に取引条件を変更できる」ってのは結局勝ちすぎてるヤツ見つけて個別に勝てないようにもできうわーなにをするーやめろー!

まとめ

国内海外に限らず板取引や相対取引でないブローカーにおいては往々にして起こり得るケースかなと思います。詳しくは書かないけれど、VDPとかは往々にしてある話。

気になったことはきちんと問い合わせをして、自分が納得して使えるブローカーを使いましょう。

ぶるすなさん

今回のケースは残念だったけど、裁量で成行取引を行う分には全く影響ないので裁量メインならいいかなって感じ。
以前はサポートのレスポンスは非常に悪かったんだけど少しずつ改善しているし、よくしようとする気概は見て取れるからいいブローカーだとは思うよ。お金返して。

こっちゃん

大人な対応だったのに最後ので台無し!

後日談はコチラ

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