BTC・ETH など主要銘柄の現在価格から、レバレッジ別のおおよその清算価格と、現在価格からの距離を計算します。清算ヒートマップの見方と注意点も解説。
| レバレッジ | ロングの清算価格 | 距離(%) | ショートの清算価格 | 距離(%) |
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大きなポジションでは維持証拠金率が段階的に上がります(例: 最大10倍の銘柄でも、名目300万ドルを超えると上限は5倍)。その場合、清算価格はこの表より建値に近くなります。
清算は、証拠金に対して損失が大きくなりすぎたときに、取引所が建玉を強制的に決済する仕組みです。FXでいう「ロスカット」に相当すると考えると分かりやすいです。レバレッジをかけると少ない証拠金で大きな金額を動かせますが、価格が不利な方向へ動くと証拠金だけでは損失をまかないきれなくなります。その手前の価格で強制決済することで、証拠金を超える損失が広がるのを防ぐ仕組みです。Hyperliquid(ハイパーリキッド、海外の分散型取引所)の無期限先物でも、レバレッジをかけた建玉には清算価格があります。計算式は公式ドキュメント(Liquidations)で公開されています。
このページは、選んだ銘柄の建値(入力しなければ現在価格)とレバレッジから、公式の計算式に沿って清算価格の目安を出します。ポイントは「維持証拠金率」です。公式ドキュメントでは、維持証拠金は「その銘柄の最大レバレッジで建てたときに必要な証拠金(当初証拠金)の半分」と決められています。最大40倍のBTCなら 1÷40÷2=1.25% です(公式ドキュメント参照)。最大レバレッジは銘柄ごとに違い、2026年9月23日時点でBTCは40倍、ETHは25倍、SOL・XRPは20倍、ほかの多くは10倍です。また、建玉の名目金額が大きくなるほど維持証拠金率が段階的に上がり、実際に使える最大レバレッジが下がる銘柄もあります。このページの表は、そうした大口向けの段階(ティア)や、手数料・資金調達料(ファンディング)を計算に含めない単純な目安です。証拠金の管理方式(分離マージンかクロスマージンか)によっても実際の清算価格は変わってきます。ポジションを持つ前や見直すときの参考値として使い、実際の建玉を管理する画面上の表示とあわせて確認する使い方を想定しています。
表は、建値(入力しなければ現在価格)を基準に、いくつかのレバレッジ段階について「ロング(買い)の清算価格」「ショート(売り)の清算価格」と、それぞれの建値からの距離(%)を並べたものです。レバレッジの段階は、その銘柄の最大レバレッジ以下の代表的な数値(最大値・25倍・20倍・10倍・5倍・3倍・2倍のうち該当するもの)に加えて、自分で入力した任意のレバレッジも1段追加できます。距離が小さいほど、少ない値動きで清算価格に届くことを表します。表の数値は計算上の清算価格で、建玉の量や清算の集中を示すものではありません。
「清算ヒートマップ」という言葉で検索して来られた方向けの補足です。一般に清算ヒートマップと呼ばれる図は、取引所が公開している建玉(オープンポジション)の推移データと、レバレッジについてのいくつかの仮定を組み合わせて、清算が集まりやすいと推定される価格帯を色分けで示したものです。実際に「どの価格でいくらの清算が待っているか」を取引所が公開しているわけではなく、あくまで外部の分析による推定図である点に注意が必要です。推定である以上、実際の建玉やレバレッジが仮定と違えば結果も変わりますし、価格がその後どちらへ動くかを示すものでもありません。このページは、そうした推定図とは別に、入力したレバレッジから清算価格の目安を直接計算する仕組みです。