さて、何もせず放置しておくだけでお金が増えるとの口車にまんまと乗って海外FXデビューをしたぶるすなさん。
40万円もするEAはどんなEAだったのか、実際にお金が増えたのか、そして驚くべき開発者とは誰だったのか…
今真相が解き放たれる…!
ねぇ、これ2023GW特別企画だったよね?
うるさいうるさい!!
GWもとっくに終わって、みんな憂鬱な気持ちで5月病に罹患しながら日常に戻ってやっと慣れてきたみたいな頃合いなんですけど???
そ、それが狙いだったんだし…(震え声)
GW明けの憂鬱な気持ちをメシウマで吹き飛ばして下さい()
いざ進めや海外FX
キテレツ大百科かな?
今の人分からないでしょ…
さて、言われるがままXMの口座開設をし、言われるがまま口座番号を教えてコンパイルされたEAを受領。
その後、言われるがままVPSを契約して、言われるがまま100万円入金して言われるがままEAの稼働をしたわけです。
言われるがまま言われるがままうるせえええええええ!
いや、本当何も分からなかったからね?
偉そうに言わないで下さい。
「養分」と呼ばれるタイプは高確率で自分で調べることもしないで言われるがままのことを信じて疑わない。
お金って大事でしょ?
大事なことは必ず自分で調べる癖を付けるべきです。
これはぶるすなさんとの約束です。
ちょ、お前が言うんかい!
立ちはだかるVPSの壁
ここでとても問題だったのがVPSの設定方法やEAの設置。
今でこそVPSやEAをいくつか保有して使いこなしているけど、まずVPSって何語やねんって感じだったからね。
英語ですね。
え、あ、うん…ネタにマジレス乙。
VPSについては過去にいくつかブログにしているから興味あればそっちもどうぞ。
結局選んだのはablenetだったんだけど、結論としてはかなり安定していて問題なかったね。
お名前も当時は特に何もなかったけど、最近はフリーズするとかチラホラ聞くし、contaboのコスパがいいとか聞くから色々調べてみるといいと思います。
でも今ぶるすなさんablenetもお名前も使ってないよね?
今はコストや速度重視でbeeksとFXVM使っているけど、ぶっちゃけ安定してればどこでもいい気がする。
見せてもらおうか、40万円のEAの性能とやらを!
いきなりのガンダム…!
下準備が整い、分からないなりに何とかEA稼働まで辿り着いたぶるすなさん。
いよいよ40万円のEAをスタートさせたわけです。
ちなみに通貨ペアは開発者おすすめのポンドル。
理由はボラティリティがあるからとのことだったけど、設定方法やロットなど全て指示をされ開始であります。
もうほぼ言いなり状態だね。
投資助言業的にもアウトなのでは…?
今思うとそんな気がする(小並感)
どんなロジックのEAだったのか?
結論から言うと、たびたび話題になるナンピンマーチン型のEAでした()
お決まりの展開…!
ナンピンマーチンとは何かについて、OANDAのサイトから引用しておきます。
EAは知らなかったものの、トレード経験はあったのでもちろん「ナンピン」は知っているわけです。
ガツンと言ってやったわけだね?
もちろんよ。
「ナンピンマーチンって必ずいつか破綻する系のやつなんちゃうんけ?」
って聞いたわけよ。
お、神回避来るか?
そしたら、開発者さんがね、
「その通りです。しかし、私が開発したのはただのナンピンマーチンじゃないんです。加算型ナンピンマーチンというやつです。」
って言うわけですよ。
「お、分かってるじゃん」ってなってしまったよね。
(ダメだコイツ…)
蓋を開ければロットが倍々になるナンピンマーチンではなく、
0.01、0.02、0.03、…
みたいな、ロットの増え方が掛け算じゃなく足し算みたいなやつだったんだよね。
いや、気付けよ…
しかも、色々詳しくなった今、改めて見返したらあまりにお粗末な出来。
バカでも作成できそうな作りで、よくこんなのに騙されたなって泣いちゃった。
実際のEAを見返してみた
色々知識がついた今改めてデモで稼働させてみたけど、推察するにRSIをトリガーにして単純に等間隔でナンピンをかけ、TPが10pipsくらいになった時に全部クローズするみたいなロジック。
ナンピン幅やロット倍率、ポジションを持つタイミングをフィルターかけたりみたいな工夫が普通あるものだけど全くなし。
発注も指値で予め一気に出すし、コードが書けない人や大して相場経験がない人でも簡単に作れちゃうEAだったのである。
いや、「だったのである」じゃねーし!
40万の価値がないのはもちろん、タダでもいらないレベルだったのである。
いや、「だったのである」じゃねーし!
EAツクールを買ったりレンタルする必要もなく、下記リンクみたいなサイトで無料で作れるレベルのEAだったのである。
(もうツッコむの疲れたから無視しよ…)
ただで作れるようなものを40万円で売りつけられるとか情弱にもほどがあるね!
まさに情弱の極上の養分だったのである(泣きながら)
いきなりのバグ
40万円で買わされたゴミとは知らずウキウキして稼働するも早速トラブルです。
なんとナンピンの2段目が発注されないのです。
意図的に2段目スキップするみたいなナンピンEAあるけどそういうのではなく?
普通に開発者の想定外のエラーだったようです。
当時のやり取りがコレ。
スリッページ設定のせいとか言っちゃってるじゃんこの人…
普通はエラーが出たらログを見せて下さいとかなると思うんだけど、それもなし。
開発者自体も能力がないので分かってなかったと思うんだよね。
ナンピン幅から考えてもストップレベルで指値通らなかったんだろうなって今なら分かるんだけどね。
ただ、それすら知らない低レベルな開発者が開発したゴミだったってことです。
無茶苦茶言うやん…
ストップレベル?なにそれ?って人は下記記事も見てみてね。
ゼロカットは突然に
ナンピンマーチンは基本的にはレンジに強く、ロットもそこまで張らないのでなんだかんだで破綻せずちょいちょい利確をしていく40万円のゴミ。
「ウワァ、お金が増えてる毎日ィ!」
とぶるすなさんは有頂天でした。
もう当然のようにゴミって言ってしまってるやん…
開発者と紹介者に、
「コツコツですが何もしないのにお金が増えてて楽しいです!」
とか連絡しちゃうゴミです。
もう自分のこともゴミって言ってしまってるやん…
しかし、それはある日突然やってくるのです…
そう、殺人通貨ポンドの伝家の宝刀、無慈悲なレンジブレイク。
今まで見たことのない数のポジションを積み重ね、みるみる膨らむ含み損。
鋭い戻しで一旦含み損が減るも、一度出たトレンドはなかなか変わることはないのです。
「ちょ、これ結構致命的な含み損だけど大丈夫ですか?損切りした方がいいのでは…?」
全て把握した上で選択して使っているわけではないのでもう聞くしかないわけです。
「養分」と呼ばれる人の共通行動だよね。
生殺与奪の権を他人に委ねた末路はみんな同じ。
冷静に考えるといちいち質問してくるのも相当ウザいけどね…
まぁ儲かるなら必要な労力か…
色々な意見はありますが、自動売買なので利確も損切りも自動でやるのがスジなので、損切りを悩むのもどうかと思うけど聞くしかなかったんだよね。
で、なんて返ってきたの?
返ってきた返答は、
「ナンピンマーチンは含み損に耐えれば耐えるほど利益がでかくなります。むしろチャンスです。」
でした。思い出しただけで腹が立つレベルの励ましです。
IB報酬的にもロット積んだ方が美味しいしね。
結局ズルズルダラダラ一方通行に相場は進み、含み損とマイナススワップによる精神攻撃に耐えること数週間。
最後は呆気なくコツコツ増えた分も巻き込んで口座は破壊されたのでした。
分かりきった結末だね。
その日人類は思い出した…ゼロカットの恐怖を…証拠金がなくなる屈辱を……
(無視しておこ…)
分かる人はめちゃくちゃ分かると思うんだけど、心のどこかで諦めつつも我慢して耐えていたものが結局ゼロカットになった時、言いようがない開放感があるのだよね。
憑き物が落ちる、肩の荷が下りるみたいな感じ。
最初から何もしなければお金が減ることもないのにね。
キャッシュバックサイトを利用していたらいくらかのお金は残ったかもしれないけど、その知識もなかったので残ったのはゼロが刻まれた口座と傷付いた心、ストレスによって生まれた抜け毛だけです。
ちょっと恨み節も交えながら、開発者と紹介者に報告するぶるすな。
しかし、冷静になってあることに気付くのでした。
え!?突然のナレーション!?
EAを開発した知り合いのエンジニアの正体
(ゼロカして冷静に色々振り返ったけど、この開発者と紹介してくれた人、文体や返信する時間似通ってる気がするな…
よくよく考えたら、開発者としかやり取りしてない内容をさりげなくフォローしてきてた気がするな…そんなことあるか…?)
おい、ウソだろ…?
これはおかしいって決定的だったのが領収書をもらうやり取りの時だったんだよね。
経費で落としたかったから領収書発行を依頼したんだけど、頑なに発行を拒否するわけ。
「いやいや、領収書発行できないと税金どうすんねん!」
って思い、その他の疑わしき事実を突きつけて確認していったところ、知り合いのエンジニアとやらの正体が明らかになったわけです。
(ゴクリ…)
結論から言うと開発者と紹介者は同一人物でした。
2つの連絡先を使い分け紹介者と開発者の二役を一人で演じていたわけです。
自作自演でEAを販売するスキームだったんだよね()
劇場型の販売方法…
これだと第三者を装うことでEAが破綻しても紹介者は開発者のせいにできるし、紹介者として開発者をフォローすることもできる。
罪悪感も緩和されるだろうし賢いやり方だと思いました(小並感)
まとめ
エピソード1から期間が空いてトーンダウンした気がしなくもないけれど、このようにしてカモられから海外FXを知るにいたったわけです。
EA代とゴミナンピンEAによる損失で総額100万を軽く超える高い勉強代だったね。
騙したり嵌め込む奴が悪いのは大前提だけど、無知であることに加えて楽にお金を増やそうとした結果なので自己責任でもあると思っています。
失敗を失敗のままにしたくないなと思い、EAもFXもたくさん勉強して今があるのもまた事実です。
その甲斐あって他の人に聞かれた時にちゃんと答えれるようになったしね。
ここから、ボーナスを活用したトレードや無制限レバレッジを活かしたトレードなどをしながら今に至るわけだけど、きちんと勉強代として回収できてよかったなと思っている。
・具体的に何をどう工夫してFXで利益を上げれるようになったのか。
・G○MのIBリンクを試しに某所に貼ったらどうなったのか。
・ムキになって一気に絶不調になった時どうしたのか。
・サロンと呼ばれるものに試しに入ってみたらどうだったのか。
・投資顧問に入ってみて分かった、ランクによる情報鮮度の違い。
ここら辺はエピソード3で!
(これ書く気ないけど風呂敷広げるだけ広げてるヤツですわ…)