TwitterやFintokei、SuperFundedなど、海外のサービスを使っていると海外からの送金を受けるということが多々ありますよね?そうですね、ありますね。
海外から日本への送金を受け取ることは被仕向送金と呼ばれています。
日本の銀行で被仕向送金を受け取る場合、受取手数料や為替手数料がかかることが一般的です。
大したことない金額って思う人はいるかもしれないけれど、コストとしてはかなり大きな金額だよね。
それよりこのタイトルなんなんですか?いい加減にして下さい。
Wiseなぶるすなさんですが何か反論ありますか?ないですね。
とりあえず、参考までに主な金融機関の被仕向送金の手数料をまとめてみました。
一個一個調べるのが面倒だったのでPerplexity君にやらせましたが、情報の正確性は保証しません。
ちゃんとしろよ!
金融機関 | 手数料 | 取扱手数料(リフティングチャージ) | 備考 |
---|---|---|---|
八十二銀行 | 1,500円 | 0.05% 最低 2,500円 | – |
西日本シティ銀行 | – | 送金金額の1/20%(0.05%) 最低 2,500円 | 送金金額が5,000円未満の場合は、送金金額の半額 |
三菱UFJ銀行 | 2,500円 | 送金金額の1/20%(0.05%) 最低 2,500円 | – |
みずほ銀行(法人向け) | – | 外貨受払手数料: 1/20%(最低手数料 2,500円) 円為替取扱手数料: 1/20%(最低手数料 2,500円) | – |
ゆうちょ銀行 | – | 仲介銀行手数料(通常10ドル程度) | 送金手数料は不可 |
楽天銀行 | 2,450円 | 2,450円 | – |
りそな銀行 | 1,500円 | 1,500円 + 送金額の0.05% | – |
自分のメインバンクは住信SBIネット銀行なのだけど、SBIは被仕向送金では毎回2500円取られるし、調査票みたいなのに毎回回答しなければなりません。
Twitter社からの収入は最初はまあまああったものの、その後は2000~3000円くらいだったので、マイナス表記になること多々でした。
バカバカしかったので被仕向送金をソニー銀行に変えて手数料節約したのも束の間、ソニー銀行が使えなくなったり厳しくなったため代替を探し、Wise(ワイズ)が良いらしいと辿り着いたので一連の流れを記事にしてみます。
導入部が非常に長かったね。ちゃんと結論から書いて下さいよ。
いつまでTwitterって言うの?
もうXになってずいぶんな時間が経ちますことよ?
静かにしろ。
#結論としてはWiseはとても良かったです
Wise(ワイズ)について
Wise(旧TransferWise)は、海外送金をより安く、公正で、シンプルにすることをミッションとして、2011年に設立された金融サービスです。
Wiseは、世界中で1600万人以上の利用者がいると共に、1ヶ月の送金額は90億ポンド(約1兆4000億円)にも上ります。
日本ではワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社は関東財務局により、資金移動業者として登録されているため、安心して利用ができます。
いきなりAIくさくなったな。
バレた…
Wiseには海外送金機能の他、主要10種類の海外通貨口座が持てるマルチカレンシー口座、海外での支払いができるデビットカードの発行などができます。
特筆すべき点としては、今回作成するきっかけでもある、被仕向送金の手数料が無料というところです。また、着金に調査票への回答や審査が特にないっていうのもポイントです(記事作成時点)
以前はソニー銀行でもよかったんだけど、Xからの送金に審査が必要になったり、Fintokei(フィントケイ)についてはそもそも出金先口座に設定できなくなったりしたしね。
テザーなんかの仮想通貨出金でもいいのだけど、結局手数料がパーセンテージで発生したりと色々あるので現状Wiseがよさそうかなと思います。
Wise(ワイズ)の手数料について
Wiseを利用するにあたって発生し得る手数料を一覧表にしてみます(生成AIが)
最近生成AI使いまくって楽しよう楽しようという気持ちが溢れ出ているよね。
Wiseの手数料一覧
手数料の種類 | 手数料の額 |
---|---|
送金手数料 | 固定手数料:主要通貨の場合、150〜250円程度 |
変動手数料:主要通貨の場合、送金額の0.5%〜1.5%程度 | |
カードでの決済 | Wiseデビットカードの発行:1,200円(1回限り) |
Wiseデビットカードを使った決済:無料 | |
ATMからの現金引き出し:30,000 JPYまでの出金は無料、超過分は1.75%の手数料がかかる | |
為替手数料 | 為替手数料:Wiseではミッドマーケットレートを使用し、為替手数料は上乗せされません |
アカウント管理 | アカウントの開設:無料 |
40通貨以上の保有:無料 | |
主要10通貨の現地口座情報の取得:無料 | |
受取手数料 | 受取手数料:Wiseでは受取手数料は無料ですが、中継銀行や受取銀行が手数料を課す場合があります |
その他の手数料 | 資金の送金:0.35%〜(通貨ごとに異なる両替手数料) |
送金の受け取り:無料 |
正直自分自身これ見ても結局何にいくらお金がかかるねん!って感じなので、例えばFintokei(フィントケイ)でWiseに出金するケースについて考えてみようと思います。
Fintokei(フィントケイ)で10万円を出金するケース
詳しいやり方は後で記載するので、まずはどれくらいの手数料がかかるのかを考えてみます。
まずはFintokei→Wiseへの出金について。
これは被仕向送金ですが、Wiseへの出金は手数料がかからないので丸々10万円がWiseに着金します。
SBIだと2500円かかっていたので、何となく得した気分!
Wiseへ着金したお金を現金にするか、デビットカードで使うかによってここから分岐します。
デビットカードで使う場合は普通のカードと同じなので10万円がそのまま利用可能。
一方、現金にする場合は、
①ATMで現金としておろす
②日本の銀行に送金する
の2パターンかなと思います。
①の場合は3万円まで手数料無料なので、(10-3)×0.0175=1225円
②の場合は国内銀行への送金で219円の手数料がかかります。
どの場合でもWiseを経由した方がお得みたいだね。
注意点はあるの?
注意すべきポイントは、Wiseでは100万円を超える資金の取り扱いに制限があること。
詳しくはヘルプページ参照だけど、一度の入出金が100万円を超えるケースには注意が必要です。
早速Wise(ワイズ)にアカウントを作成して出金してみた
では、ここからは実際にWiseにアカウントを作成して出金してみます。
基本的には流れに沿って入力していくだけなので難しくありませんが、下記4点が必要なので準備してから行いましょう。
登録に必要な4つのもの
- マイナンバーカード、運転免許証、パスポートのいずれか
- ペンと1枚の紙
- スマートフォン
- 有効化のための3,000円
セルフィーと身分証明書を撮影する必要があるためスマホが必要です。
なので、今回はスマホで登録作業を進めました!
準備ができたら以下のステップに従って有効化します。
Wise(ワイズ)有効化のステップ
自分はアプリで登録作業をしましたが、公式HP経由で登録することもできます。
まあでもスマホでやるならアプリの方が手っ取り早いと思います。
以下、画面の指示に従って入力していけば問題ないので難しいところはないと思いますが、少し悩んだところについて記載しておきます。
アカウントタイプ;個人アカウント
最初に設定するオプション;多分なんでもOK(支払いや資金の受取をするを選択しました)
通貨の選択;日本円のみ(お好きにどうぞ)
Wiseの日本円口座を有効化するためには初回3,000円の入金が必要です。
この3,000円は手数料などではなく出金可能なお金なので心配しなくて大丈夫です。
入金方法は銀行振込かデビットカードによるもののどちらかを選びます。
デビットカードには手数料が発生するので、銀行振込が無料の人は銀行振込の方が良さそうです。
これだけでWiseを利用することができるようになります。
詳細は割愛しましたが、本人確認書類の確認の部分での紙への固有番号の記載や撮影が少し面倒だったかなって感じですが、海外FXのKYCに慣れてるような人であれば全く問題とならないと思います。
あと、デビットカードの作成について物理カードかデジタルカードかの選択も悩むポイントかと思いますが、自分の用途に合わせるでOK!
Wiseへの出金(Fintokeiから出金のケース)
続いて、有効化したWiseの口座に実際に被仕向送金をしてみます。
今回はFintokei(フィントケイ)の出金を例にしてみます。
高すぎず安すぎずのちょうどいい感じの額があったので試してみましたが、銀行情報の入力の部分が少し特殊な入力になるので戸惑うと思います。
結論から書きますが、下記のように記載して出金申請すればOKです!
銀行名(英語);WISE
銀行名(カタカナ);ワイズ
銀行コード;SWIFT/BICコードを入力
支店名;なし
支店コード;なし
銀行口座番号;IBANコードを入力
銀行コードに入力するSWIFT/BICコードと、銀行口座番号に入力するIBANコードはユーザーによって異なるコードです。
口座情報のところ、「受け取る」をクリックして出てくる「お客様のJPY口座情報」から確認可能です。
Wiseから普段使っている国内銀行への送金
ここまで来たらあとはATMで出金するか、普段使っている国内の銀行(メインバンク)への送金です。
こちらも体感的に分かると思いますが、画像付きで説明します。
予め送金先(国内銀行口座など)が決まっている場合は登録しておくとこの時に選択するだけなので楽ちんです。
Wiseは日本の関東財務局から第二種資金移動業者として認可されています。
送金額に制限がないのが第一種資金移動業、5万円相当額以下の送金のみを扱うのが第三種資金移動業。第二種資金移動業は、100万円相当額以下の資金の移動に係る為替取引のみを業として営むことを定義されているみたいです。
要するに100万円未満にしてねってことかな、多分。
次に取引の目的を入力します。いくつか選択肢があるので最適なものを選びます。
多分「貯蓄」が最適かなと思ったのでコレで。
手続きはこれだけ!あとは着金するのを待つだけです。
お疲れ様でした。
出金や送金にかかる時間や手数料について
上記の手順で出金をしましたが、どれくらい時間やお金(手数料)がかかったのか気になりますよね?
分かりました、お答えします。
どんどん勝手に進め始めてるでオイ…
・Fintokei→Wise;約2日 、手数料なし
・Wise→住信SBIネット銀行(国内銀行);約3分 、 219円
SBIに直出金する場合と比べて2000円以上手数料が浮きました!(パチパチ)
あとは、Fintokeiからの着金に比べて面倒な審査がなかったので時間も短縮できていると思います。
一応エビデンスを載せておきます。
Fintokei→Wiseの所要時間
Wise→国内銀行(住信SBIネット銀行)の所要時間
Wiseの画面で進捗状況がパッと見て分かるのでとてもいいと思いました(小並感)
まとめ;Wise(ワイズ)は使えるようにしておくと便利!
今回はWiseについて、登録方法と実際に海外送金での出金について説明しました。
被仕向送金による出金がある人はもちろん、海外とのやり取りがあり海外送金がある人、日本円以外での保有をしたい人にとっては有用なサービスかと思います。
大変だとか面倒なイメージがあったけど、実際は割と簡単に口座作成できたし、手数料の節約もできそうだね。
手数料は大したことないように見せて、塵も積もれば山となるで無視できないよね。
100万円を越えてくると、分割するとか少し工夫が必要だけど、それでも普段使っている銀行に受けるよりも大分お得になった気がします。
新しいものを毛嫌いせず、きちんと調べて取り入れていくことの大事さを改めて感じた今日この頃です。
ちなみにWiseにはお友達紹介特典があるので、身の回りで使っている人がいたら紹介してもらいましょう!
リンクに本名がガッツリ入ってくるので、ぶるすなさんはリンク貼れないのでね…
リアル後輩とか、割と身バレしてますよねあなた?
静かにして下さい。