Exnessについて自分が経験したり仕入れた情報を共有するのコーナーです。
基本的に裏を取って確かめた情報を共有していますが、もしかしたら間違いや改変などがあるかもしれませんので予めご承知おき下さい。
アカウント毎の制限まとめ
すでにしゃぶり尽くされたスルメ感のある話題ですが、Exnessはアカウント毎にトレード条件を闇で変えていることが明らかになっています。
この部分は非常に推せない部分ですし、改善を要求してはいますが正直難しいポイントです。
そういった部分を認識しつつ使うか、そういった側面があるのであれば使わないかは個人の裁量と思っています。
個人的には、
・仮にバイオレーション(違反)をしたとしても出金については確約すると言ってもらっている点
・他ブローカーにはないエッジの、無制限レバレッジと維持率0%までポジションを保有でき、ポジション保有中の資金移動が可能である点
この2点を重視しある程度認容して使っていますが、看過できない部分があればすぐに皆さんに共有します。
MID価格でのストップアウトの剥奪
制限のないアカウントであれば、ストップアウトがBidとAskの間の価格(MID価格)でされるというボーナス仕様があります。
簡単にいうとスプレッド拡大してもゼロカットされない、証拠金がマイナスでも耐えれるという神仕様です。
しかしながら、これはある日突然剥奪されることが明らかになっています。
一定以上のD-Null(Exnessの損失)がトリガーと噂されていますが詳細は不明です。
ストップレベルゼロの剥奪
詳しくはこちらを参照
簡単に言うと現価格から一定以上離れたところにしかSLやTP、指値ができなくなります。
MIDとストップレベルについてはEAなどで組織的に悪用され損害を被ったためと言われており、Exnessの方針としては今後それぞれなくしていく方針のようです。
スワップの突然の発生
Exnessの売りの一つにスワップフリーがありますが、突然スワップが発生するケースがあります(経験済)
ただ、これに関しては制限というよりも仕様であるので仕方ない部分があるかと思っています。
自分のケースにおいてはスワップが発生する5分前(冬時間日本時間6:55)にスワップフリーステータスが変更になった通知が来て、その後鬼スワップが発生しました。
通知が直前で悪質だと訴えましたが、一応事前通知ですので筋は通っていたケースです。
「スワップフリーステータスとなるためにはその日で完結させるトレードをして下さい」
という案内があったことから、持ち越しとのトレード量のバランスでステータスが変わるものと考えられます(スキャやデイトレをほとんどせず大ロット持ち越しばかりだとスワップがかかるようになる)
実際にスキャを重ねたところ次の日にはスワップフリーに戻りました。
注文のマッチングの優先順位を下げられる
今回この記事を書こうと思ったきっかけの制限です。
簡単に言うと約定しません。
東京時間など流動性がない時間において顕著ですが、成行注文を出しても、「Stated」というステータスとなり注文が通りません。
新規ポジションならば約定しないので損することはないので問題ないかもしれませんが、クローズにもこの制限がかかるので非常に厄介です。
見かけ上はリクオートと変わらない挙動なので、この制限がかかったアカウントは使わない方がいいです。
リクオートの場合は指値で回避できますが、この制限は指値も弾かれる可能性があります(N数が少なく検証不足)
制限がかかる条件については不明ですが、スキャルピングを多くしているアカウントで制限がかかるケースが多く、自分も大ロットのスキャメインなのでそれが原因だと思います。
一応確認した返答を載せますが、転載禁止です。
ただ、同じようにトレードしている別のアカウントは問題ないことから他の条件があると考えています。
制限がかかったアカウントはかなりの利益…そうでないのは損し…あっ…
(2023/03/29追記)
調べてもらったところ普通に損した方の口座にも制限がかかってました。
少し前にトレードした時は特に違和感なかったので、2月と3月の間に何か変化があったのかもしれません。
自社LPによるレート提供が始まったとの話もあることからその兼ね合いもあるかもしれません。
ブラックリスト
ブラックリストというものが存在し、ブラックリストに入った場合、完全に連絡を遮断されExness側から連絡が出来なくなるケースがあるようです。
自分の周りではそのケースはありませんが、条件も不明なので少し震えているのが本音です。
最近少し控え気味なのは、自分が仮にそうなってしまうと多くの人に迷惑がかかるためという理由です。
公の場では言うつもりはありませんが…
スリッページ
ストップレベルの制限が入った場合、逆指値の約定/ポジションのSLに関して数tickの遅延が発生するようになっているようです。これは正式な回答はないものの、自分がそうなのでそうなのかなって思います。
資金移動による原資抜きで対応するしかないかもしれません。
プレミア会員ステータスの剥奪
入金額や取引量によってプリファードからシグネチャーのプレミアという制度がありますが、制限がかけられたアカウントはプレミア認定枠から外される可能性があるとのことです。
Twitter上では実際にプレミアを剥奪されてしまった人のツイートもありました。
原因については不明ですし、そうなる基準も不明。
資金移動の制限
簡単に言うと資金移動ができなくなります。
このような画面になり、口座間であってもアカウント間であっても資金移動がグレーアウトしてしまい選択できなくなります。
原因についてExnessの中の人に確認したところ、下記のような回答が来ました。
ミラートレードなどが行われた場合、自動的に1日使えなくする措置だそうです。
また、一度限りではなく何度も起こり得ます。
正直我々もどういったロジックで規制するかどうかを判断しているのか分からないですが、スキャルピングすらしてない裁量の方ですら何かしらの制限がかかっているのをみると、必ずしも正当なロジックに基づいて規制しているとは言えないように感じます。
しかし、同じポジションを同じタイミングで入れている方は世界中にいますので、そのロジックだと毎日とんでもない数のアカウントが規制される事になります。
よって、それは考えにくいかと思いますが、ミラートレードの意味はそれですので不思議です。
申し訳ございませんが、私がしれるのはここまでとなります。
上の方でスリページ対策として資金移動での資金避難を提案しましたが、コレをやられるとダメになりますね。
また、無制限レバトレードも難易度が上がってしまうかもしれません。
制限について
「口座番号〇〇〇のアカウントに制限がかかっているか調べて欲しい」
と依頼あれば調べてもらうことは可能です。
しかしながら、制限があることが分かったとしても一度かかった制限は外すことはできないことが分かっています。
手間だけが無駄にかかってしまうことから、現状では新規アカウントを作るしかなさそうです。
その他Exness豆知識
個別のスプレッド拡大
メジャー通貨以外(主にクロス円)はスタンダードで75ロットくらい短時間に建てるとスプが一時的に倍になります。
ユロ円とポン円で確認していますが、東京時間は1チケット20ロットの制限があるので大ロットを持ちたい場合分割するしかないため、この仕様が非常にネックとなります。
デモ口座では事象は起こらずリアル口座のみです。
東京時間の約定遅延
20ロットと15ロットでは明らかに約定速度が異なります。
20ロット(上限)では数コンマ遅れて約定するため、例えば60ロット建てたい場合は20ロット×3よりも15ロット×4の方がスムーズです。
おそらく流動性によるものでマッチングが難しいタイミングに発生します。
A-BookかB-Bookか
無制限レバレッジであることからB-Bookと思われるが、合せ技とのこと(C-Bookって言うとか言わないとか…)
流す注文と呑む注文を何かしらで振り分けている模様。
中の人に聞いたものの、その条件は不明。トレーダー側からしたら特に影響はなし。
あまり形を整えずバーッと書いてしまいました。
思い付いていないこともあるかもしれませんので、思い出したら追記します。
幻の「Exnessのメリット」タブ
「パフォーマンス」のところにある日突然このタブが現れましたが、2023/03/29現在では見れなくなっています。
MIDレベルでのストップアウトが適用されているかが画面から分かるので透明性が増したかと思いきや消えてましたのでノーカンです。