ぶるすなさんGrok Bot(グロックボット)は、Botが共有するクラウド上のコンピュータでアプリやツールにサインインし、作業を進めてくれる常駐型のAIエージェントです。Xで@grokに返信して質問する使い方とは、別のものです。
この記事では、料金・対象プラン・使い方を公式の記載に沿って整理します。そのうえで、ぶるすなが実際に任せた仕事と、うまくいかなかったことを紹介します。
ぶるすなの試用は、2026年10月中旬から下旬にかけての途中までの記録です。毎夕の情報収集を5日連続、毎朝のSNS話題収集を最初の1週間、動かしました。
こっちゃん「grok bot」で調べると、Xでgrokに返信するやつの話も出てきた気がする。同じものじゃないの?
Grok Botは、Botが共有するクラウド上のコンピュータで、サインインしたツールを使って作業を進めるAIエージェントです(2026年8月11日発表のベータ版)。承認が必要なときだけ報告し、作業をルーティンとして保存して定期的に動かせます。
Grok Bot単体の価格表は確認できず、対象の契約に含まれる形です。最新は公式の発表・プランのお知らせ・ヘルプで確認してください。
- 発表
2026年8月11日(ベータ版) - 金額
単体の価格表なし - ルーティン
1Botあたり最大50件 - 対応端末
デスクトップ・iOS
使える人SuperGrok・Cursorの対象プラン、またはThe X SubscriptionのPremium・Super・Ultra(Plusと無料は対象外、Enterpriseは問い合わせ)
実運用毎夕の業界ニュース・障害告知の収集は、Botの記録では5日連続で成功しました。毎朝のSNS話題収集は、最初の1週間で成功した日が半分に届かず、事前に決めた基準を満たせませんでした。
投資家の場合使う範囲は、情報の収集と、公式の告知での確認までです。売買の判断や注文は任せません。
料金・対象プランは2026年10月27日時点の公式ページに基づきます。ベータ版のため変更される場合があります。最新は公式で確認してください。
注意実運用の記録は、ぶるすな自身の試用の結果で、条件が違えば結果も変わります。AIの出力には誤りが含まれることがあり、投資判断の根拠にはなりません。
ぶるすなさん補足です。Cursor(カーソル)は、AIの助けを借りてプログラムを書く開発ツールです。公式ヘルプでは、Cursor Pro・Pro+・Ultra、Cursor Teamsが対象プランに入っていて、Grok Botの別契約は要らないと書かれています。
この記事でわかること
- Grok Botの仕組みと、Xで@grokに返信する使い方との違い
- 料金・対象プラン・利用枠
- 始め方と使い方の流れ
- ぶるすなが実際に任せた仕事(うまくいったこと・いかなかったこと)
- Xの投稿から集めた、みんなの活用例と、うまくいかなかった例・注意点
- 任せてよい仕事と、任せない仕事
- 投資家・トレーダーが使うときの考え方と注意点
りっちゃん仕組みの説明はいいから、結局いくらかかるのか、何を任せられるのかが知りたいのよね。
Grok Botとは?Xで@grokに返信する使い方との違い
ぶるすなさんまず、2つを分けておきます。
1つ目は、Xの投稿に@grokを付けて返信し、Grokに答えてもらう使い方です。2つ目が、この記事のGrok Botで、Botがクラウド上の共有コンピュータで作業を進める仕組みです。
検索で「grok bot」と調べると、1つ目の話も混ざって出てくることがあります。
こっちゃんクラウド上の共有コンピュータって、イメージしにくいな。たとえて教えて!
ぶるすなさんいいよ、職場にたとえるね。
Grok Botは、職場の共有パソコンで働く、新人アシスタントです。そのパソコンは手元ではなくクラウドにあり、Botどうしで共有します。
アシスタントは、頼まれた作業を最後までやり、承認が必要な場面でだけ声をかけてきます。決まった仕事は、やり方を見せれば手順書(ルーティン)として覚えます。
たとえはここまでです。実際には、指示文の読み違いで結果が変わる場面もありました(あとで書きます)。
りっちゃんそのアシスタント、勝手に何でもやっちゃわないの?
ぶるすなさん公式の説明では、承認が必要なときだけ報告します。ただし、確認した発表ページには、どこまでが承認の対象かという詳しい基準は書かれていませんでした。
ぶるすなは、読ませるものに合わせて設定を絞っています(「始め方と使い方」で書きます)。

| 項目 | 内容(公式の記載) |
|---|---|
| 作業する場所 | Botが共有するクラウド上のコンピュータ(手元のパソコンではない) |
| 使えるサイト | 公式API(ソフト同士をつなぐ公式の接続口)やMCP(AIとツールをつなぐ共通の取り決め)がないサイトでも、サインインして作業できる |
| 承認 | 承認が必要なときだけ報告する |
| 複数のBot | 複数のBotを並行して動かせる。Bot同士の連携もできる |
| ルーティン | 作業を見せて、手順として保存できる。1Botあたり最大50件、実行履歴は各ルーティン直近20件、スケジュール間隔は5分以上 |
| 状態 | ベータ版(2026年8月11日発表) |
| 対応端末 | デスクトップとiOS(Androidの記載なし) |
れおしゃんつまり、作業の場所は自分のパソコンじゃなくて、Botのクラウドってことだね。
Grok Botの料金・対象プラン
ぶるすなさん結論から言うと、Grok Bot単体の価格表は、確認した公式ページ(発表記事・プランのお知らせ・ヘルプ)に見つかりませんでした。公式に書かれているのは、対象の契約に含まれる形と、利用枠の仕組みです。
最新の金額や変更は、公式の発表・プランのお知らせ・ヘルプで確認してください。各プランの月額は、公式の契約画面でも見られます。
「無料で使える?」への答えは、無料トライアルが利用クレジット制(7日の期限つき)で、The X Subscriptionの無料プランは対象外、です。
こっちゃんじゃあ、どの契約なら使えるの?
ぶるすなさん公式の記載では、契約は大きく2種類に分かれます。なお、「旧契約」「新契約」は公式の用語ではなく、ぶるすなが分かりやすくするために付けた呼び分けです。
旧契約(SuperGrokやCursor)では、BotはGrokやCursorとは別の利用枠です。新契約の「The X Subscription」では、Grok・Grok Bot・Cursorが週次の枠を共有します。
「Plus」は、旧契約のSuperGrok Plusでは対象、新契約では対象外です。同じ名前でも、契約の種類で扱いが違います。下の図で、自分の契約がどれに当たるかを確かめてください。

| 契約の種類 | 対象(公式の記載) | Botの利用枠 |
|---|---|---|
| 旧契約(SuperGrok・Cursor) | SuperGrok・SuperGrok Plus・SuperGrok Heavy/Cursor Pro・Pro+・Ultra/Cursor Teams(Standard・Premium) | Grok・Cursorとは別の枠。Botに任せた作業は、既存の利用量に加算されない |
| 新契約「The X Subscription」 | Premium・Super・Ultra(Plus・Freeは対象外) | Grok・Grok Bot・Cursorが週次の枠を共有する。SuperとUltraは枠が大きい |
| Enterprise(Cursor・Grok) | Cursor Enterpriseは担当営業、Grok Enterpriseはアカウント担当者に問い合わせ(2026年8月の発表時点では、ウェイトリストでした) | 有効化は担当者を通じて行う。利用枠の記載なし |
りっちゃん週ごとの枠を使い切ったら、どうなるのよ?
ぶるすなさん枠は毎週リセットされます。使い切った後の扱いは、契約の種類で違います。
旧契約は、On-demand(枠を超えた分を追加料金で使う方式)が有効なら続けられ、無効なら次のリセットまで停止します。The X Subscriptionは、前払いクレジットから支払う方式で、Auto Top-up(残りが減ると自動でクレジットを買い足す設定)で自動的に追加できます。
使用済みの分は、どちらも返金の対象外です。
| 項目 | 公式の記載 |
|---|---|
| 金額 | 公式に記載なし |
| 提供地域 | 発表ページに記載なし |
| 同時実行数などの上限 | 記載なし |
| 週次の枠 | 毎週リセット(旧契約・The X Subscriptionとも) |
| 使い切った後(旧契約) | On-demandが有効なら続行。無効なら、次のリセットまで停止。月間上限は、実行中のタスクが上限を超えて完了することがある。使用済みのOn-demand分は返金対象外 |
| 使い切った後(The X Subscription) | 前払いクレジットから支払う。クレジットを購入し、Auto Top-upをオンにして、「Additional usage credits」で月間の追加利用上限を設定する。使用済みのクレジットは返金対象外 |
| 無料トライアル | 利用クレジット制で、7日の期限もある |
| 消費の単位 | メッセージ数ではなく、ステップ数とトークン数 |
| Xの検索・閲覧(任意のプラグイン) | Botが投稿検索・タイムライン・メンション・トレンド・ブックマークを使える。任意。開発者アカウントとX APIのクレジットは不要になり、追加料金なしで使える(Xの開発者向け公式アカウント・2026年10月27日)。Grok Botの利用枠を使うかは書かれていない。@botのタグ依頼は、プラグインなしでも届く |
| Xの@botでのタグ依頼 | GrokアカウントへのXアカウントの接続、同じアカウントでのGrok Botの利用、自分のBot1つ以上、週次の枠の残りが必要。オーストラリア・英国・EU・アイスランド・リヒテンシュタイン・ノルウェー拠点のXアカウントでは、まだ使えない |
旧契約と新契約では、枠のしくみが違うので、自分の契約がどちらかを先に確認します。
ぶるすなの場合同じ週次の枠を共有する新契約と、別枠の旧契約があることに気づき、どちらかを確認しないと「Botに移すと、本体の枠が減るのか」が分かりませんでした。アプリの使用量の表示で、別枠だと確認できました。
確認のしかたBotのアプリに表示される使用量と、リセットまでの日数を見ます。契約名だけで判断せず、表示で確かめるのが確実です。
Grok Botの始め方と使い方
ぶるすなさん公式の記載と、ぶるすなが試したときの流れをあわせて、4つの手順にまとめます。画面の細かい名称は変わることがあるので、流れの目安として読んでください。
上の表で、自分の契約が対象かを確認します。旧契約か新契約かは、アプリの表示でも確かめられます。デスクトップかiOSのアプリが必要です(Androidの記載はありません)。
ぶるすなの試用では、Botの作成と設定を、アプリの画面操作で行いました。用途ごとにBotを分けて作れます。
作業を見せて手順として保存し、実行する間隔を決めます。間隔は5分以上です。
ぶるすなの設定では、実行時刻に前後15分の幅がつきました。時刻ぴったりに動かしたい用途には向きません。
「このコンピューターで実行」の設定は、初期値が「毎回確認」でした。ぶるすなは、Xの未検証の投稿を読ませる仕事だったため、「許可しない」に変更しました。
結果は、クラウドの共有ストレージのフォルダにJSON(項目と値を決まった形で並べた、機械が読みやすいデータ形式)で置かせました。人手を介さず受け取れました。
れおしゃん手順そのものは少ないんだね。大事なのは、何を任せるかってことかな。
Grok Botで何ができる?ぶるすなが実際に任せた仕事と結果
ぶるすなさんここからが、実運用の記録です。2026年10月中旬から下旬にかけての試用で、数字は丸めて書きます。試用は続いていて、ここに書くのは途中までの結果です。
うまくいったこと:毎夕の障害・不正ログイン情報の収集
ぶるすなさん毎夕、FX業者・VPS・サーバーの障害や、不正ログインに関する情報を集めるルーティンを任せました。結果は5日連続で成功です(成功かどうかは、Botが結果ファイルに書いた状態です)。
集まった20件あまりのうち、7割強について、Botは「公式の告知で確認できた」と報告しました。人が照合したのはその一部(3件)で、照合した範囲では内容が一致しました。
公式ページを開けず、報道記事しか見つからなかった1件は、Botが「真偽不明」と弱く書いていました。人が照合した範囲では、虚偽の内容は見つかっていません。
りっちゃんでも、それってAIの言うことをそのまま信じてない?
ぶるすなさんそこは分けています。Botの役目は、集めて、公式で確認できたかを記録するところまでです。最後に読んで確かめるのは自分で、確認できなかったものは信じません。
うまくいかなかったこと①:毎朝のSNS話題収集
ぶるすなさん日本語のお金に関するSNSの話題(5つのテーマ)を、毎朝集めるルーティンも並走させました。最初の1週間は、成功した日が半分に届かず、事前に決めた基準を満たしませんでした。
原因は、取得の失敗ではありません。「いいね1000以上を優先して集める」という指示を、Botが成功の条件だと読んだことでした。
こっちゃん条件を満たせないと、全部失敗扱いにしちゃったんだね。
ぶるすなさんそうなんだ。しかも、集まった約50件の投稿は、すべていいね1000未満でした。多くは数十で、最大でも数百です。
別の収集方法では、同じ時期に1000以上の投稿が1日に数件ずつ見つかっていました。ぶるすなの試用では、検索の結果が関連度順で返り、いいね順で取れなかったことが理由でした。
さらに、7件に1件ほどは、前日以前と同じ投稿でした。ぶるすなの試用では、日をまたいだ重複が残りました。
指示文を1行足すだけで変わった
ぶるすなさん結果ファイルには、Botが成功(ok)か一部のみ(partial)かを書く欄を作っていました。この欄について「取得できたかどうかだけで決める」と、指示文に1行足したところ、翌日から3日連続でokになりました。
こっちゃんえ、たった1行で変わるの!?
ぶるすなさんうん、変わったよ。成功の条件と、集めたい中身の目標は、分けて書くのが大事だと分かりました。
Botは指示文を文字どおり読むので、1行の書き方で挙動が変わります。
うまくいかなかったこと②:公開ページの定期読み取り
ぶるすなさんある通販サイトの公開お知らせページを、定期的に読ませる試用もしました。2回とも本文を取れませんでした。1回目は403(アクセス拒否)、2回目は転送先が順番待ちの画面でした。
Botは制限を回避しようとせず、取得できなかったと結果に書いていました。
りっちゃん公開ページでも、機械が読めるとは限らないのね。
ぶるすなさんそうだね。公開されているページでも、Botが読めるとは限りません。定期の読み取りを任せる前に、そのページが読めるかを、1回試して確かめておきます。
結果の受け取りと、利用枠の減り方
ぶるすなさん結果は、クラウドの共有ストレージのフォルダにJSONを置かせて、人手なしで受け取れました。パソコンを閉じていても、Botの作業は進みました(クラウドで実行されるためです)。
利用枠は、旧契約の別枠のアプリ表示で、数日のあいだに5%前後から8%ほどへ増える程度でした。毎日2〜3本のルーティンを動かしても、上限には届きませんでした。
作ったけれど使わなかったBot
こっちゃん作ったのに使わなかったBotも、あったの?
ぶるすなさん作ったけれど使わなかったBotもあります。調べ物を任せたBotは、7日間で裏取りを通った候補が0件だったため、一時停止しました(削除はしていません)。
ここまでの結果を、表にまとめます。
| 任せた仕事 | 結果 | 分かったこと |
|---|---|---|
| 毎夕の障害・不正ログイン情報の収集 | 5日連続で成功 | Botは7割強を「公式の告知で確認できた」と報告。人が照合した一部は一致。確認できなかったものは弱く書かれた |
| 毎朝のSNS話題収集 | 最初の1週間は成功した日が半分に届かず、基準を満たさなかった | 指示文の読み違い、関連度順の取得、日またぎの重複が原因 |
| 公開お知らせページの定期読み取り | 2回とも本文を取れず | 403や順番待ち画面で読めない場合がある |
| 結果の受け取り | 人手なしで受け取れた | クラウドの共有ストレージにJSONで置ける |
| 調べ物を任せたBot | 7日で裏取りを通った候補が0件 | 一時停止。使い道に合わない仕事もある |
れおしゃんうまくいったのは、集めて公式で確かめられる仕事だったんだね。
任せてよい仕事と、任せない仕事
ぶるすなさん記録をもとに、ぶるすなの目安を3つに分けました。公式の基準ではなく、ぶるすなの考えです。

| 区分 | 仕事 | 目安の理由 |
|---|---|---|
| 任せやすい | ① 業界ニュース・障害告知の収集(公式告知で確認) | 毎夕の収集が5日連続で成功。人が公式の告知と照合した一部は一致 |
| 任せやすい | ② 決まった形式で結果を受け取る定期作業 | 共有ストレージのフォルダに置かれ、人手なしで受け取れた |
| 注意して任せる | ③ SNSの話題収集 | 取得した投稿はすべていいね1000未満。日またぎの重複もあった |
| 注意して任せる | ④ 公開ページの定期読み取り | 403や順番待ち画面で、本文を取れなかった |
| 任せない | ⑤ 売買の判断と注文 | 試した実績がなく、勧めません。誤りがあったときの影響が大きいためです |
| 任せない | ⑥ 入出金・送金 | 同上 |
| 任せない | ⑦ 口座・契約の設定変更 | 同上 |
りっちゃん任せない側の理由が「勧めません」だけなのは、ちょっと弱くない?
ぶるすなさん公式は、承認が必要なときだけ報告する仕組みだと説明しています。でも、確認した発表ページには、承認の対象の詳しい基準がありません。
お金が動く操作は、Botの判断に頼らず、自分の手で行うのが安全側の考え方です。
みんなの活用例(Xの投稿から)
れおしゃんほかの人は、Grok Botに何を頼んでいるの?
ぶるすなさんXで、実際に使った結果を書いている投稿を集めてみたよ。
集め方は、Grok Bot自身にXを検索させる方法です。対象は2026年9月27日以降の本人の利用報告で、2026年10月27日に37件(日本語27・英語10)が見つかりました。公式の告知、ニュース、宣伝、「使ってみたい」だけの投稿は、Grok Botの申告では除いています。
件数や成否は、Xで見つけた範囲の数で、利用者全体の傾向ではありません。うまくいった話を書く人が多く、成功談に偏りやすい点にも注意してください。
ぶるすなは、そのうち3件を原文で照合しました。
2件は一致しました。残る1件は要約と本文が食い違ったため、本文で確認できた部署分けの例だけを使います。
下の表は、Grok Botの収集報告と成否の分類を要約したものです。原文で照合した例は、表の下で個別に示します。以下では、照合した例と、していない例を分けて書きます。
| 用途 | うまくいった例 | うまくいかなかった例・注意 |
|---|---|---|
| 情報収集・SNS | Xから知りたい情報だけを毎日1回抽出。定時に集めて下書きまで用意 | 失敗談の調査で、頼んでいないPDF化まで進めた |
| メール・予定 | 夜間にメール380通を仕分け。複数のBotでメール・予定・Xの下書きを分担 | — |
| 制作(動画・文章) | 数回のチャットでショート動画。7秒の縦型動画 | 小説は最初は拒否された。キャラクターのモデルは、見た目の破綻を人が見つける必要があった |
| 開発 | メール検索の仕組み、自分のサイトのブログ機能、動くプログラム | 5分で作った音ゲーは難易度が高すぎた。音声メモの送信は、形式の都合で中継サーバが必要だった |
| 複数のBotで分業 | Botを部署のように分けた。Botを管理するBotを作り、自分は承認だけ | 家電・車まわりの自動化の改善で、契約の上限を超えた |
| 外部サービスとの連携 | 自作アプリとMCPでつなぎ、任せ方を直しながら育てた | Slackで使う設定は、Slack側のBot作成が手動で分かりにくく、うまくいかなかった |
こっちゃんメール380通って、すごい量だね。勝手に何でもやっちゃわないの?
例①:夜のうちにメール380通を仕分けた(原文照合済み)
ぶるすなさん1人の投稿では、夜のうちに3つの仕事を任せていました。メルマガなど380通を8分で仕分け、頼んでいない詐欺メールも見つけたそうです。ほかに、夜中に調べられない空席を朝に調べ直す予定を自分で入れ、朝のニュースを8本まとめました。
ぶるすなが気になったのは、ログインや支払いの手前では手を止めて、人に返したと書かれていた点です。止まる場所が決まっていると、任せる側も安心して使えます。
例②:Botを部署のように分けた(原文照合済み)
ぶるすなさん別の投稿では、ポスト係、数字の記録係、ネタ集め、台本係のように、役割ごとにBotを並べていました。この記事の始め方でも書いたとおり、Botは用途ごとに分けて作れます。
別の投稿には、「1体に全部やらせると指示が長くなり、破綻しやすい」という趣旨の声もありました(こちらは原文を照合していません)。ぶるすなの試用でも、指示文の1行で挙動が変わったので、役割を分ける考え方には納得できます。
気をつけたい点
便利さの裏で、Botに渡す権限の範囲を先に決めておく必要があります。
投稿の例パスワード管理アプリとメールをつなぎ、決済サービスの住所変更を丸ごと任せた投稿がありました(原文照合済み)。ログインの承認や、確認コードの読み取りまで、Botが自動で行ったそうです。
ぶるすなの考えメールとパスワード管理アプリの両方をつなぐと、ログインに必要なものをまとめてBotに渡すことになります。どのメール、どのアプリ、どの操作までと、先に区切っておきます。この記事の「任せない仕事」にある、入出金・送金や、口座・契約の設定変更も、同じ考え方です。
よくある不満Grok Botの集計では、上位は3つでした。①使用量の上限(契約の上限を超えた例もあった)、②Slackなど外部サービスとの連携・設定の難しさ、③頼んでいない作業を進める、または最初は拒否するという癖です。この集計自体は、ぶるすなが照合していません。
ここに書いたのは、投稿者本人の報告です。ぶるすなが同じ結果を再現したわけではなく、条件が違えば結果も変わります。
りっちゃん投資に使った人は、いなかったの?
ぶるすなさん見つけた範囲では、英語の1件だけでした。調査、戦略、売買の実行を担当するBotのチームを作り、模擬取引(ペーパートレード)の口座とつなごうとしましたが、口座との連携が最大の壁で、実際の運用には至っていません。日本語で、投資に使ったという本人の報告は見つかりませんでした。
ぶるすなは、売買の判断や注文をGrok Botに任せることをおすすめしません。この記事の方針は、これまでどおりです。
投資家・トレーダーの使い方と注意点
ぶるすなさん実績があるのは、情報の収集と、公式の告知での確認です。FX業者やVPSの障害・不正ログインの情報を集めさせ、公式に載っているかを記録させて、最後に自分で公式を読みます。
ぶるすなの使い方の流れ
- Botに、障害や不正ログインに関する情報を毎夕集めさせる
- 公式の告知で確認できたものと、できなかったものを分けて記録させる
- Botが「真偽不明」と弱く書いたものは、信じ込まない
- 必要なものだけ、自分で公式の告知を開いて確かめる
売買の判断を、Grok Botに任せることはおすすめしません。
実績の範囲ぶるすなが試したのは、情報の収集と確認までです。相場ニュースの要約、経済指標の確認、売買判断への利用は、実績がありません。
誤りの可能性AIの出力には誤りが含まれることがあります。出力は、投資判断の根拠にしません。
お金が動く操作注文・入出金・送金は、自分の手で行います。
この記事は、特定の商品の売買や、利益を保証するものではありません。投資は元本を割り込むことがあり、最終的な判断は自己責任です。
こっちゃん集めた情報のあとは、何を見ればいいの?
ぶるすなさんニュースを集めたあとに、市場がいつ動きやすいかを確かめたいときは、次の2つが使えます。週末の動きは「週末相場ライブボード」、時間帯ごとの値動きは「FXの時間帯別ボラティリティ」で見られます。


りっちゃん自動売買に関心がある人は、Grok Botで何かできるの?
ぶるすなさんこの記事では、売買の自動化は扱いません。Grok Botは、Botが共有するクラウド上のコンピュータで動きます。一方、EA(自動売買ソフト)は、MT4・MT5が動くPCやVPSで動きます。
EAとの違いは、次の記事で整理しています。

こっちゃんほかのAIエージェントとは、どう違うの?
ぶるすなさんChatGPT DotsやMeta Museとの違いは、別の記事で比べています。この記事では、Grok Botだけを詳しく扱いました。

よくある質問
Grok Botとは何ですか?
Botが共有するクラウド上のコンピュータでアプリやツールにサインインし、作業を進めるAIエージェントです。
承認が必要なときだけ報告し、作業を見せてルーティンとして保存できます。2026年8月11日にベータ版として発表されました。
Xで@grokに返信して使うGrokと、同じものですか?
この記事では、別の使い方として扱っています。Xの投稿に@grokを付けて返信し、Grokに答えてもらう使い方と、クラウド上の共有コンピュータで作業を進めるGrok Botは、役割が違います。
なお、公式ヘルプには、Xの投稿に@botを付けて自分のBotへ依頼する機能があります。オーストラリア・英国・EU・アイスランド・リヒテンシュタイン・ノルウェー拠点のXアカウントでは、まだ使えません。
Grok Botの料金はいくらですか?
Grok Bot単体の価格表は、確認した公式ページ(発表記事・プランのお知らせ・ヘルプ)に見つかりませんでした。対象の契約に含まれる形です。
どの契約に含まれるかは公式に書かれています。最新の金額や変更は、公式の発表・プランのお知らせ・ヘルプで確認してください。各プランの月額は、公式の契約画面でも見られます。
無料で使えますか?
無料トライアルはありますが、利用クレジット制で、7日の期限もあります。使ったクレジットは戻りません。
The X Subscriptionでは、Plusと無料プランは対象外です。
どのプランで使えますか?
SuperGrokまたはCursorの対象プラン、もしくはThe X SubscriptionのPremium・Super・Ultraです。
Enterpriseは、Cursor Enterpriseなら担当営業、Grok Enterpriseならアカウント担当者への問い合わせです。詳しくは「Grok Botの料金・対象プラン」の表を見てください。
スマホ(iPhone・Android)から使えますか?
デスクトップとiOSで使えます。Androidの記載は、確認した発表ページにありません。
週次の枠を使い切るとどうなりますか?
契約の種類で違います。枠は毎週リセットされます。
旧契約は、On-demandが無効なら次のリセットまでBotが止まり、有効なら続けられます。The X Subscriptionは、前払いクレジットから支払われ、Auto Top-upで自動的に追加できます。
使用済みのOn-demand分と前払いクレジットは、返金の対象外です。
ルーティンは何件まで作れますか?
1つのBotあたり、最大50件です。実行履歴は各ルーティンの直近20件、スケジュールの間隔は5分以上です。長く応答がないと、継続するかを確認したうえで一時停止することがあります。
勝手に操作されませんか?
公式の説明では、承認が必要なときだけ報告します。ただし、どこまでが承認の対象かという詳しい基準は、確認した発表ページに書かれていません。
ぶるすなは、Xの未検証の投稿を読ませる仕事では、「このコンピューターで実行」を「許可しない」にしています。
投資の売買判断を任せてもよいですか?
おすすめしません。ぶるすなが試したのは、情報の収集と、公式の告知での確認までです。AIの出力には誤りが含まれることがあり、投資判断の根拠にはなりません。
ChatGPT DotsやMeta Museとの違いは何ですか?
この記事では、Grok Botだけを扱っています。3つを1行ずつで言うと、次のとおりです。
Grok Bot:xAIが提供する、クラウド上のBot
ChatGPT Dots:ChatGPTの中で使うエージェント
Meta Muse:Metaのサービス
詳しい違いは、別の記事で比べています。
まとめ
この記事のポイント
- Grok Botは、Botが共有するクラウド上のコンピュータで作業を進めるAIエージェント(ベータ版)。Xで@grokに返信する使い方とは別
- 金額は、確認した公式ページに記載なし(2026年10月27日確認)。対象は、SuperGrok・Cursorの対象プランと、The X SubscriptionのPremium・Super・Ultra
- 旧契約は別枠、新契約は週次の枠を共有。契約の種類は、アプリの表示でも確かめる
- ぶるすなの試用では、毎夕の障害情報の収集は5日連続で成功。毎朝のSNS話題収集は、最初の1週間は成功した日が半分に届かなかった
- 任せるのは情報の収集まで。確認と判断、注文や入出金は自分で行う
ぶるすなさんベータ版なので、仕様や料金は変わっていく可能性があります。使い始めるときは、公式の最新の案内を確認してください。
まずは、公式で確かめられる情報の収集から、小さく試してみるのが安全です。
こっちゃんまずは、集めて公式で確かめる仕事から試してみるね。



※本記事は、2026年10月27日時点の公式情報と、ぶるすなの試用記録に基づく一般的な解説です。特定の商品の売買や利益を保証するものではありません。料金・仕様は変更される場合があるため、最新は公式で確認し、判断は自己責任で行ってください。
出典(公式):Introducing Grok Bot/Grok Bot plans/The X Subscription/Routines/Cursor Help

