ぶるすなさんゴールド(XAUUSD)をやってると「この時間はよく動くな」「今の時間は伸びないな」って感じたこと、ない?
今回は感覚じゃなくて、2014年1月〜2026年7月までのXAUUSDのH1(1時間足)データ、約5万6千本を全部使って、時間帯別・曜日別に実際どれくらい動きやすいのかを実測してみたよ。
数値はすべて自前で集計した実測値。過去の傾向であって、これから先の値動きを保証するものじゃない点は先に断っておくね。

時間帯によってそんなにハッキリ差が出るものなの?
12年分のH1バーで(高値-安値)÷終値×100の平均を時間帯別に集計すると、日本時間22〜23時台(NY時間帯)と9時台(サーバーの日足切り替わり直後)が平均レンジ率のトップ3。逆に12〜13時台(東京時間の昼)と早朝5〜6時台が最も動きが小さい時間帯だった。
この傾向は直近1年だけで見ても大きくは変わっていないよ。以下、実測データを順番に見ていくね。
この記事でわかること
- XAUUSDが時間帯別にどれくらい動きやすいか(12年分の実測データ)
- 東京・欧州・NY、セッション別の平均レンジ率の違い
- 曜日別に見た値動きの大きさの傾向
- 夏時間・冬時間でNY時間帯が1時間ズレる点の注意
- 「ボラが大きい時間=稼ぎやすい時間」ではない理由
24時間の値動きを時間帯別に実測してみた
ぶるすなさんまずやり方から。XAUUSDのH1(1時間足)を2014年1月〜2026年7月まで全部取得して、1本ごとに「(高値-安値)÷終値×100」=そのローソク足のレンジ率を計算。
それを日本時間(JST)の0時〜23時の各時間帯ごとに平均したのがこのグラフだよ。
こっちゃんなるほど、「その時間に始まる1本がどれくらい上下したか」の平均ってことだね。

ぶるすなさん実測値のトップ3は、9時台(平均0.49%)・22時台(同0.46%)・23時台(同0.46%)。
22〜23時台は、米国の経済指標発表やNY勢の参入が重なりやすい時間帯だから、ここが上位に来るのは相場の常識とも合ってる。
一方の9時台は、ちょうどブローカーサーバーの日足が切り替わる直後にあたる時間帯で、値洗いや週明けのギャップが乗りやすいタイミングと重なっているよ。
逆にボトム3は12時台(0.18%)・13時台(0.15%)・6時台(0.15%)。東京時間の昼過ぎと、欧州勢もNY勢もまだ本格的に動いていない早朝が、最も値幅が出にくい時間帯だった。
りっちゃん直近だけ見ると傾向が変わってたりしない?
ぶるすなさん直近1年だけで同じ集計をしても、トップ3は23時台(0.68%)・22時台(0.66%)・10時台(0.62%)で、ボトム3は5時台(0.34%)・6時台(0.33%)・13時台(0.29%)。
数値自体は近年のゴールド全体のボラティリティ上昇を反映して底上げされてるけど、「NY時間帯(22〜23時)が強く、東京昼〜早朝が弱い」という順位の傾向は12年間ほぼ一貫しているよ。
セッション別・曜日別の傾向
ぶるすなさん次に、時間帯を「東京」「欧州」「NY」のセッション単位でまとめてみたよ。
定義は東京=9〜15時、欧州=16〜24時、NY=22〜6時(JST・重複区間あり)としてる。
| セッション(JST) | 平均レンジ率 |
|---|---|
| 東京(9時〜15時) | 0.28% |
| 欧州(16時〜24時) | 0.32% |
| NY(22時〜翌6時) | 0.31% |
れおしゃん欧州とNYが僅差で高くて、東京はやや控えめってことだね。
ぶるすなさんそういうこと。続いて曜日別。日次のレンジ率(その日の高値-安値÷終値×100)をJSTの日付ベースで曜日ごとに平均したよ。
| 曜日 | 日次レンジ率平均 |
|---|---|
| 月曜 | 1.22% |
| 火曜 | 1.31% |
| 水曜 | 1.32% |
| 木曜 | 1.44% |
| 金曜 | 1.41% |
| 土曜 | 0.69% |
| 日曜 | 0.30% |
こっちゃん週の後半、木曜・金曜にかけて値動きが大きくなっていくんだね。土日は取引参加者が少ない分、値幅も小さめと。
ぶるすなさん木・金曜が高めなのは、経済指標が週後半に集中しやすいこととも整合的だね。
土曜・日曜は、ゴールドの取引時間そのものが薄い(週明け直後のスタブ的な値動きが中心)ことが小さい数値に表れてるよ。
夏時間・冬時間でズレる点に注意

「NY時間帯は22〜23時」って覚えておけば、いつでもその通りになるの?
NYの時間帯はJSTで1時間前後します
米国のサマータイム(夏時間)の有無で、NYオープンや米国経済指標の発表時刻は日本時間換算で1時間前後にズレます。この記事の「22〜23時台がピーク」という結果も、あくまで12年分・直近1年分を通した平均であり、サマータイム期間中はおおむね1時間早まった時間帯(21〜22時台)に同様の傾向が出やすくなります。
また、集計に使ったブローカーサーバー側の日足切り替わりタイミングにもサーバー独自の季節調整が入るため、本記事の「9〜10時台」のように日足切り替わり直後に対応する時間帯も、季節によって1時間程度前後する可能性があります。取引の判断材料にする場合は、その時々の米国の夏時間・冬時間を確認したうえで目安として使ってください。
ぶるすなさんだから「22時〜23時」を固定の時刻として覚えるんじゃなくて、「NY時間帯・経済指標が出やすい時間帯」というイメージで持っておくのがおすすめだよ。
「ボラが大きい時間=稼ぎやすい」ではない

ボラが大きい時間を狙って取引すれば、その分チャンスも増えるってこと?
値幅が大きい=利益が出やすい、ではありません
ボラティリティが大きい時間帯は、上下どちらにも値幅が出やすいという意味であり、方向を当てやすくなるわけでも、利益が出やすくなるわけでもありません。値幅が大きい分、想定と逆に動いた場合の損失も大きくなりやすく、スプレッドが広がりやすい時間帯と重なることもあります。
本記事の数値はあくまで過去の実測値であり、将来の値動きや売買結果を保証するものではありません。取引は必ずご自身の判断・リスク許容度に基づいて自己責任で行ってください。
りっちゃん「動きやすい時間=リスクも大きい時間」って考えておいた方がよさそうね。
あわせて使いたいツール・関連記事
ぶるすなさんここで紹介した時間帯別の傾向を実際のトレードに活かしたい人向けに、ぶるすなで用意しているツール・関連記事もあわせてどうぞ。

こっちゃん今日の時点でどの銘柄が一番動いてるかは、こっちのランキングで毎朝チェックできるんだね。


週末のゴールドの値動きも気になるんだけど、それはまた別の話?
ぶるすなさん週末限定の参考レート「サンデーゴールド」については、こちらの記事で別にまとめてあるよ。
ポジションサイズや必要証拠金を先に計算しておきたい人は、FX計算機も使ってみてね。
取引前にレバレッジ制限も確認しておこう
ぶるすなさんNY時間帯(22〜23時台)は米国の経済指標が重なりやすいタイミングでもあるから、ブローカー側でレバレッジが一時的に制限されるケースもあるよ。
Exnessを使っている人は、取引前に「今日のレバレッジ制限」ページで現在の上限を確認しておくと安心だね。
まとめ:ゴールドは「NY時間帯」と「日足切り替わり直後」が動きやすい
- 12年分のH1データでは、日本時間22〜23時台(NY時間帯)と9時台(サーバー日足切り替わり直後)が平均レンジ率のトップ3
- 逆に12〜13時台(東京の昼)と早朝5〜6時台は値動きが小さめ
- セッション別では欧州・NYがやや高く、東京はやや控えめ
- 曜日別では木曜・金曜が高く、土日は薄い
- 米国のサマータイムでNY時間帯はJSTで1時間前後する点に注意
- ボラティリティが大きい時間=利益が出やすい時間ではなく、リスクも大きい時間
ぶるすなさんあくまで過去12年分の実測値からわかる「傾向」であって、明日以降の値動きを保証するものじゃない。
取引時間帯を考えるときの参考材料のひとつとして使ってもらえたらうれしいよ。
こっちゃん感覚だけじゃなくて、数字で見るとやっぱり納得感あるね!
よくある質問(FAQ)
この記事のデータはどこから取得したものですか?
Exness配信のXAUUSD H1(1時間足)ヒストリカルデータを使用し、2014年1月〜2026年7月分・約5万6千本のバーを当サイトで独自に集計しました。ブローカーが変わると値動きの提示が多少前後する場合があります。
「レンジ率」はどういう計算式ですか?
各H1バーの「(高値−安値)÷終値×100」で算出した値幅率です。時間帯別・全期間の集計では、その時間帯に属する全バーのレンジ率の単純平均を使っています。
なぜ9時台(日本時間)の値動きが大きいのですか?
日本時間9時は、多くのFXブローカーサーバーで1日の足(日足)が切り替わる直後にあたる時間帯です。値洗いや週明け・週中のギャップが重なりやすく、平均レンジ率が高めに出る傾向があります。
ボラティリティが大きい時間帯を狙えば勝ちやすくなりますか?
そうとは限りません。ボラティリティが大きい時間帯は値幅が出やすい一方、想定と逆方向に動いた場合の損失も大きくなりやすく、スプレッドが広がる場合もあります。値動きの傾向を知る材料として使い、売買判断は自己責任で行ってください。
この傾向はこれからも変わりませんか?
直近1年のデータで同じ集計をしても、NY時間帯(日本時間22〜23時台)が上位という傾向自体は12年間を通して大きくは変わっていません。ただし相場環境によって数値の大小は変動するため、あくまで過去の傾向として参考にしてください。


