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Exness API(公式API)とは?トレーダーができること・使う条件・APIキーの作り方

Exness APIとは? できること・使う条件 始め方
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ぶるすなさん

Exness(エクスネス)には、取引口座にコードから直接アクセスできる公式の「Exness API」があります。

公式ヘルプでは、Exness Terminal で使える機能・リアルタイムデータ・取引機能にコードでアクセスする仕組みと説明されていて、自動売買戦略の開発や独自アプリの開発向けです。

この記事は、日本国外にお住まいで、Exness の取引口座と API の両方の利用条件を満たす方に向けて、できること・使う条件・API キーの作り方・規約の注意点を、2026年10月20日時点の公式資料の範囲で整理します。

後半では、サブとして、パートナー(IB)向けの Partnership API にも触れます。

結論:Exness API は Exness 取引口座向けの公式 API(2026年10月20日時点)

Exness API は、Exness Terminal で使える Exness の取引口座に、コードからアクセスする公式の仕組みです。標準の MetaTrader 口座は、この API に接続できません。

  • 対象の口座
    Exness 取引口座
  • 標準の MetaTrader 口座
    接続不可
  • API 専用の口座タイプ
    不要
  • 提供地域(英語版の案内)
    限定あり

使う条件取引口座の登録と本人確認(POI・POA)のあと、パーソナルエリア(PA)の API ページでキーを作ります。先に確認したいのは提供地域です。

初回入金日本語版・ベトナム語版のヘルプには、口座タイプと居住国に応じた初回入金の段階もあります。英語版には、同じ段階の記載がありません。

提供地域英語版の公式ヘルプは、「現時点ではベトナムとタイの地域のみ」と案内しています。

できること口座情報の取得、リアルタイムや過去の市場データの購読、注文の発注・変更・キャンセルです。自動売買は API 利用規約で認められていますが、禁止される使い方もあります。

IB 向け(サブ)パートナー(IB)向けには、別の Partnership API があります。リンクやキャンペーンの管理と、成果・報酬の照会ができます。

日本語版・ベトナム語版の同じヘルプ記事には、この地域の注意書きがありません。ただし、それは対象地域が広い根拠にはなりません。PA に API のメニューが表示されることも、利用資格の確定ではありません。

注意API 経由の注文による損失は利用者の責任です。プログラムの不具合・通信障害・AI ツールで作ったコードによる損失について、Exness は責任を負わないと規約に書かれています。この記事は、利益を保証するものではありません。

こっちゃん

Exness の API って、MT5 の EA とは別のものなの?

Table of Contents

Exness API(公式 API)とは?Exness Terminal の口座にコードで接続する仕組み

ぶるすなさん

Exness API は、Exness Terminal で使える機能・リアルタイムデータ・取引機能に、コードからアクセスするための仕組みです(公式ヘルプ「Exness API」)。

自動売買戦略を開発したい Exness のクライアントや、独自のアプリを Exness の取引環境につなげたい開発者向けと説明されています。

技術的な仕様は、Exness API 開発者ポータルで公開されています。

りっちゃん

でも、MT5 の口座を持っている人が、そのまま使えるわけじゃないんでしょ?

ぶるすなさん

そこが大事なところだよ。

公式ヘルプは、対象を「Exness 取引口座」だけとしていて、標準の MetaTrader 口座はこの API に接続できないと書いているんだ。API 専用の口座タイプは要らない、という説明もあるよ。

「標準」以外の MetaTrader 口座がどう扱われるかは、私たちが確認した資料では分からなかったよ。だから、MetaTrader の口座を持っているというだけでは、使えるとは言えないんだ。

Exness API でできること|PA の機能カードと公式ヘルプの主な特徴

ぶるすなさん

PA(パーソナルエリア)の「API機能」には、2026年10月20日時点で6つの機能カードがありました(運営者のアカウントの画面)。

このうち、トレーダー向けの4つを表にまとめます。

PA の機能カード画面の説明(要旨)
取引口座モニタリング残高・有効証拠金・必要証拠金・証拠金維持率をリアルタイムでモニタリングする
市場データリアルタイム価格にアクセスできる
自動取引取引戦略の自動化
取引履歴過去のパフォーマンスを分析し、カスタムレポートを作成できる
こっちゃん

実際の画面は、どんな感じなの?

Exness パーソナルエリアの「API機能」に並ぶ6つのカード(2026年10月20日時点)
ぶるすなさん

上の画像が、運営者の PA にある「API機能」の表示だよ(2026年10月20日)。6つのカードが並んでいるんだ。

パートナー向けの機能のカード(キャンペーン・自動リベート)も2つあるよ。そちらは、後半のサブの節で触れるね。

市場データのカードには「可能なすべての金融商品」とあるけど、公式ヘルプの英語版は、いまの API は株式と指数の銘柄に対応していないと書いているんだ。対応する銘柄は、開発者ポータルと公式ヘルプで確かめてね。

PA にこの表示があることは、API を使える資格の確定ではないんだ。

次に、公式ヘルプが「主な特徴」として挙げている内容を見ていくね。

項目公式ヘルプの説明
口座管理残高・使用中の必要証拠金・通貨・レバレッジなどの口座情報にアクセスできる
市場データリアルタイムと過去の市場データ、銘柄の静的データ、柔軟な必要証拠金要件(HMR)のステータスを購読できる
取引操作注文の発注・変更・キャンセルを、プログラムから実行できる
銘柄の参照選んだ Exness 取引口座で取引できる銘柄を、API 経由で参照できる
こっちゃん

Terminal で手動で出した注文も、API から見えるの?

ぶるすなさん

公式ヘルプの英語版には、Terminal で手動で出した注文やポジションも、API の履歴の応答に出ると書かれているよ。

同じ英語版には、現行の API は株式と指数の銘柄に対応していない(標準のエンドポイントでは要求できない)とも書かれているんだ。日本語版・ベトナム語版にはこの記述がないから、「全銘柄に対応」とは言えないよ。

履歴の取り方など、詳しい仕様は開発者ポータルで確認してね。

通信方式・注文の流れなど、技術のあらまし

ぶるすなさん

技術面で、公式ヘルプと仕様書(OpenAPI・Exness Trader API version 1.0.2)から確認できた主な点です。

項目内容
通信REST API(注文の発注や履歴の取得など)と、WebSocket API(価格配信など低遅延のデータ)の2種類
価格配信通常は 100〜500ms に制限される場合がある
注文の種類market・limit・stop・stoplimit。SL(損切り)・TP(利確)を指定できる
発注の結果受付(operation_id)が先に返り、結果は WebSocket のイベントか、operation の照会で受け取る非同期方式
べき等キー発注系のリクエストには、べき等キー(EXN-IDEMPOTENCY-KEY)が必要
レート制限API メソッドごとに異なり、正確な値は limits のエンドポイント(getRateLimits)で取得する。具体的な数値は公開ドキュメントに載っていない
りっちゃん

つまり、価格の更新が全部そのままのタイミングで届くとは限らないのね。

ぶるすなさん

公式ヘルプは、ネットワークの安定性とシステムの性能を保つためと説明しているよ。

注文も、受付が先に返って結果があとから届く方式だから、結果の受け取り方まで含めて作る必要があるんだ。

Exness API は MT5 の EA・Python 連携と何が違う?|口座と実行環境の違い

ぶるすなさん

MT5 で EA を動かす方法や、Python で MT5 を操作する方法は、別の記事で解説しています。

この記事は、MetaTrader ではなく Exness Terminal の取引口座向けにある、公式 API に絞ります。公式ヘルプが挙げている特徴を、図と表にまとめます。

Exness API と MetaTrader の EA・Python 連携で使える口座が違うことを示すイメージ図
項目Exness API(公式ヘルプの説明)
対象の口座Exness 取引口座のみ。標準の MetaTrader 口座は、この API に接続できない
プログラミング言語好きなプログラミング言語で書ける
実行環境特定のマシンの制約を受けずに、取引アルゴリズムをデプロイ・ホスティングできる
取引条件MetaTrader・Exness Terminal・モバイルアプリ・API のどれで取引しても、スプレッドやレバレッジなどの取引条件は同じ
ぶるすなさん

公式ヘルプは、これらを MetaTrader と比べた API の特徴として説明しています。

ただし、MetaTrader 側の仕組みを一般化して書くことは、この記事ではしません。EA の仕組みや使うときの注意は、別の記事で確認してください。

「どこでも動かせる」は実行環境の話です

公式ヘルプが説明している柔軟性は、プログラムを書く言語と、動かす場所の話です。

居住地や提供地域の制限がなくなるという意味ではありません。

りっちゃん

結局、EA よりこっちのほうが有利ってこと?

ぶるすなさん

有利・不利は決められないよ。

使える口座が違うんだ。API 側には、言語や実行環境を選べるという特徴がある、というだけだよ。この記事は、どちらが優れているかを判断しないよ。

EA の仕組みやメリット・デメリットは、下の記事で整理しているから見てね。

Exness API を使う条件|提供地域・口座・本人確認・入金

ぶるすなさん

API を使うには、公式ヘルプの案内では、口座の種類・本人確認などの条件があります(日本語版・ベトナム語版のヘルプには、初回入金の段階もあります)。

順番としては、書類やお金の手続きより先に、提供地域を確認することをおすすめします。

まず確認する:提供地域

2026年10月20日に取得した英語版の公式ヘルプは、Exness API は現時点でベトナムとタイの地域のみで利用できると案内しています。

原文「Exness API is only available in Vietnam and Thailand regions at the moment.」

他の言語版日本語版・ベトナム語版の同じ記事(同じ更新日時)には、この注意書きがありません。ただし、それは対象地域が広い根拠にはなりません。言語版どうしで地域条件がそろっているかは、確認できていません。

PA に API のメニューが表示されることや、日本語のヘルプがあることは、利用資格の確定ではありません。利用できるかは、Exness のサポートに確認してください。当サイトは、どの国・地域から使えるかを判断しません。

こっちゃん

英語版にだけ書いてあるの!?

ぶるすなさん

そうなんだ。同じ記事でも言語版で書いてあることが違うから、日本語版だけを読んで判断しないでね。

この記事は、日本国外にお住まいで、地域と口座の条件を満たしている方を想定して書いているよ。

口座・本人確認・入金の条件

ぶるすなさん

日本語版の公式ヘルプ「Exness APIへの接続方法」に沿って、条件を整理すると次のとおりです。

条件内容
① Exness 取引口座対象は Exness 取引口座のみ。標準の MetaTrader 口座は接続できない。API 専用の口座タイプは不要
② 本人確認・住所確認本人確認書類(POI)と住所確認書類(POA)の認証を完了する
③ 初回入金(日本語版・ベトナム語版のヘルプ)口座タイプと居住国に応じた初回入金。同じ PA 内での内部振替も、初回入金に含まれる。英語版のヘルプには、この段階の記載がない。金額の基準は、この記事では示さない
④ API キーの生成PA の API ページで、API キーを生成する
こっちゃん

取引口座がないアカウントだと、どうなるの?

ぶるすなさん

運営者が、MT5 口座を持つアカウントで PA の「新しいAPIキー」画面を確認したよ(2026年10月20日)。

スコープの「取引について」が選べなくて、「Trading APIをご利用いただくには、Exnessの取引口座が必要です」というメッセージと、「口座を開設する」のリンクが出たんだ。画像で見てね。

APIキー作成画面の「取引について」スコープの説明表示
りっちゃん

MT5 の口座があっても、この表示になるのね。

ぶるすなさん

そうだね。これは、標準の MetaTrader 口座は接続できないという公式ヘルプの説明と、合っている表示だよ。

ただし、どの口座が「Exness の取引口座」に当たるかの詳しい区分は、この画面からは分からないんだ。

こっちゃん

その「口座を開設する」を押すと、何が出てくるの?

ぶるすなさん

ふだんの新規口座開設の画面が開いたよ(運営者の画面・2026年10月20日)。口座タイプはスタンダード・スタンダードセント・プロ・ロースプレッド・ゼロの5種類で、API 専用のタイプは無かったんだ。

画像の説明文・数値・「推奨」の表示は、撮影したときの Exness の画面のものだよ。最低入金額は地域やアカウントによって異なることがあるから、実際の額は自分の開設画面で確かめてね。

当サイトが特定の口座タイプをすすめているわけではないし、どの口座タイプでも取引で損失が出るおそれはあるよ。

ただ、その画面から作った口座で API が使えるかまでは、まだ確かめていないよ。

Exness の新規口座開設画面。5種類の口座タイプと、最小入金額・スプレッド・レバレッジ・手数料の表示(2026年10月20日の運営者の画面)
れおしゃん

先に提供地域と口座の種類を確認して、そのあとに、自分に必要な手続きを確認する順番ってことだね。

Exness API キーの作り方|PA の API ページで生成する手順

ぶるすなさん

提供地域と口座の条件を確認できたら、PA の API ページでキーを作ります。

公式ヘルプの順番と、運営者が確認した2026年10月20日時点の画面の項目を、手順にまとめました。

Exness API キーを作るまでの流れのイメージ図
STEP
提供地域と Exness 取引口座を確認する

英語版の公式ヘルプの地域の案内と、自分の口座が Exness 取引口座かどうかを確認します。

標準の MetaTrader 口座は、この API に接続できません。

STEP
本人確認・住所確認を済ませる(初回入金は言語版で記載が違う)

本人確認書類(POI)と住所確認書類(POA)の認証を完了します。

日本語版・ベトナム語版のヘルプには、口座タイプと居住国に応じた初回入金の段階もあります(同じ PA 内での内部振替も含まれます)。英語版のヘルプには、この段階の記載がありません。どちらが当てはまるかは、サポートに確認してください。

STEP
PA の API ページで「新しいAPIキー」を開く

キーは PA の API ページ(開発者ポータルでは Key Management と呼ばれます)で作ります。運営者の画面(2026年10月20日)では、PA の左のメニューの「プロフィール」の中に「API管理」がありました。API からキーを作ることはできません。

画面の上部には、「APIキーはお客様の口座へのアクセス権を付与します。安全に保管し、信頼できるアプリケーションにのみ共有してください」と表示されます。

Exness パーソナルエリアの左メニュー。「プロフィール」の中に「API管理」がある
STEP
設定項目を決めて、キーを作る

次の表の項目を入力・選択します。開発者ポータルの説明にも、キー名・有効期限・取引口座・許可 IP(対応する場合)が設定項目として挙がっています。

キーは、許可された口座・送信元 IP・操作の範囲でしか通りません。範囲外のリクエストは 403 になります。

STEP
鍵を安全に保管し、リクエストごとに署名する

鍵は、Exness に作らせるか、自分で作った Ed25519 の公開鍵を登録します。秘密鍵はアップロードしません。

リクエストごとに Ed25519 で署名し、EXN-API-KEY・EXN-TIMESTAMP・EXN-SIGN などのヘッダーを付けて送ります。

設定項目画面の内容(運営者の画面・2026年10月20日時点)
名前英字と数字のみ・16字まで(入力欄に 0/16 と表示)
スコープ「取引について」「パートナーシップ」「振替」の3つが並ぶ。運営者のアカウントでは、「取引について」と「振替」がグレー表示で選べなかった。トレーダー向けの Trading API に関係するのは「取引について」。「パートナーシップ」は、▼ で読み取り専用を選べる(パートナー向け・後半のサブの節で説明)。「振替」の中身は、当サイトでは確認していない
有効期限プルダウンで選ぶ。初期値は「1日」。ほかの選択肢は、トレーダー用のキーでは確認していない
許可されたIPアドレスAPIへのアクセスを特定のIPアドレスに制限する。カンマで区切り、最大10件まで
公開鍵「自分の公開鍵を使います」(自分で生成し、自分で管理している公開鍵を使う)か、「自分用の鍵を生成」(安全に生成された鍵を入手する・設定は不要)を選ぶ。画面の初期選択は後者
こっちゃん

実際の画面は、どうなっているの?

Exness の新しいAPIキー作成画面の上半分(名前とスコープ)
ぶるすなさん

上の画像が、「新しいAPIキー」画面の上半分だよ(運営者の画面・2026年10月20日)。

上部の注意書き、名前の入力欄、スコープの3つ、有効期限が見えるね。スコープは、運営者のアカウントでは「パートナーシップ」だけが選べる表示だったよ。

こっちゃん

スコープは3つ表示されているけど、トレーダーに関係あるのはどれなの?

ぶるすなさん

トレーダー向けの Trading API を使うなら、関係するのは「取引について」だよ。

「振替」の中身は、当サイトでは確認できていないから、この記事では説明しないね。「パートナーシップ」はパートナー向けの設定だから、後半のサブの節で説明するね。

りっちゃん

下半分には、何が出ているの?

Exness の新しいAPIキー作成画面の下半分(有効期限・許可IP・公開鍵と、最下部の表示とバー)
ぶるすなさん

上の画像が、画面の下半分だよ。有効期限、許可されたIPアドレスの入力欄、公開鍵の2つの選択肢が並んでいるんだ。

いちばん下の表示とバーも、Exness の画面のものだよ。何を基準にした表示かは確認できていないし、取引で損失が出ないという意味ではないよ。

リクエストの署名の流れ(擬似コード)

ぶるすなさん

署名の流れを、公式の仕様書(OpenAPI)に書かれている範囲で、擬似コードにしました。

実際に動くコードではありません。実装するときは、開発者ポータルの最新のドキュメントで確認してください。

# 擬似コード(動作を確認したコードではありません)
api_key     = "(PAで作成したAPIキー)"
private_key = "(自分で管理するEd25519の秘密鍵。公開リポジトリに置かない)"
path        = "/v1/configuration/accounts/(口座番号)/account"   # 口座情報の取得

payload = {
  api_key,
  idempotency_key: "",              # GETでは空
  timestamp: 現在のUnix時刻(ミリ秒),   # JSONの数値(文字列にしない)
  sign_version: 1,                  # JSONの数値
  method: "GET",
  path,
  body_hash: 空文字列のSHA-256をbase64url化(「=」のパディングなし)
}

payload_bytes = payload をJSONにして、バイト列にしたもの   # 1回だけ作り、変数に保存する
EXN-DATA = base64url( payload_bytes )                          # 「=」のパディングなし
EXN-SIGN = base64url( Ed25519署名( payload_bytes, private_key ) )   # 「=」のパディングなし

GET(Key Management に表示された、または公式ドキュメントが案内するホスト)+ path
  ヘッダー: EXN-API-KEY, EXN-IDEMPOTENCY-KEY(空), EXN-TIMESTAMP,
            EXN-SIGN-VERSION=1, EXN-DATA, EXN-SIGN

APIキーと秘密鍵は、公開のコード置き場に上げない

API 利用規約は、キーを公開の GitHub などのコード置き場に上げないことを、安全策として挙げています。擬似コードのような例を試すときも、キーや秘密鍵をコードに直接書いて公開しないでください。

Exness API の規約で禁止されていること・安全に使うための注意点

ぶるすなさん

API には、顧客契約とは別に「API 利用規約」(API Terms of Use)があります。確認したのは、Version: 30 September 2026 / 002 です。

規約は、API キーを作成した時点で効力を持ち、顧客契約を補う位置づけです。この規約の翻訳版と英語版に食い違いがあれば、英語版が優先されます。

認められていること・禁止されていること

ぶるすなさん

API での自動売買・アルゴリズム取引は、規約で認められています。

ただし、次のような使い方は禁止されています。

規約で禁止されている使い方の例

  • レイテンシーアービトラージ(価格の遅れを突く取引)
  • 価格操作・フロントランニング
  • システムに過大な負荷をかける、注文や照会の大量送信
  • 市場の悪用や、無許可の第三者のコピートレードの仕組み
  • 権限を迂回して、他のクライアントのデータや個人を識別する情報にアクセス・収集しようとすること
  • 同じ条件で動かす無関係の複数口座に、API キーを共有・連結して、集中した取引上のリスクを隠すこと

これらは例です。全文は、規約で確認してください。

りっちゃん

注文をちょっと多く出しただけでも、禁止になるの?

ぶるすなさん

規約が禁止しているのは、システムに過大な負荷をかけるような、注文や照会の大量送信だよ。

どこからが該当するかの具体的な基準は、確認した規約には書かれていなかったんだ。レート制限の正確な値も、公開ドキュメントには数値で載っていないよ。

公式が勧める安全な使い方

キーが誰かに漏れたら、勝手に取引されちゃうの?

ぶるすなさん

規約は、API キーを口座のパスワードと同じ重さの認証情報として扱っているよ。

漏えいや不正利用の疑いがあるときは、support@exness.com にすぐ連絡するよう書かれているんだ。キー経由の注文や損失は、利用者の責任になるよ。

規約が勧める安全策

  • キー1本につき、1つの用途にする
  • 必要な権限だけを付ける(読み取りだけの用途のキーに、取引の権限を付けない)。これは規約の一般的な安全策です。トレーダー向け(Trading API)で読み取り専用のキーを作れるかは確認できていません(パートナー向けは選べます)
  • 使わないキーは、PA で削除する
  • 許可する IP アドレスを設定する
  • キーを、公開のコード置き場(公開の GitHub など)に上げない

損失・稼働・変更のリスク

API 経由の注文や損失は、すべて利用者の責任です。

責任の範囲プログラムの不具合・無限ループ・通信障害・第三者のツール・AI ツールで作ったコードによる損失について、Exness は責任を負わないと規約に書かれています。

価格と稼働送信した価格と約定価格は、ずれることがあります(スリッページ)。API の稼働は保証されず、ドキュメントやサンプルコードが正確・最新である保証もありません。使う前に、自分で試験する必要があります。

停止・変更Exness は、いつでも予告なくキーを停止・制限・削除できます。API・エンドポイント・レート制限・データ形式を予告なく変更・停止でき、規約も予告なく改定できます。

取り消しAPI 利用規約または顧客契約に違反した疑いがあると、Exness はいつでも API アクセスを取り消せます。利用者も、PA の API 管理からいつでもキーを削除できます。

注意FX・CFD 取引は、預けた資金の大部分または全部を失う可能性があります。API 経由の取引にも損失のおそれがあり、加えて、不具合・通信障害・第三者のツール・AI で作ったコードなど、API 固有の技術的リスクがあります。自動売買は、損失を防ぐ仕組みではありません。

りっちゃん

AI に書かせたコードで損しても、Exness は責任を取らないってこと?

ぶるすなさん

規約には、AI ツールで作ったコードによる損失について、Exness は責任を負わないと書かれているよ。

AI が書いたコードでも、正しいか・安全か・API の仕様に合っているかを確かめる責任は、利用者にあるんだ。

れおしゃん

規約を読むと、使い方もキーの管理も損失も、全部自分で責任を持つってことだね。

【サブ】パートナー(IB)向け:Exness Partnership API の使い方

ぶるすなさん

ここからはサブの節です。この記事のメインは、ここまでのトレーダー向けの内容です。

Exness には、パートナー(IB)向けに、別の API(Partnership API)があります。パートナーは、パートナーリンクを使って顧客を集める事業者で、対象となる顧客の活動にもとづく報酬を受け取れる立場です(仕様書の定義)。

この記事は、パートナーになることを勧めるものではありません。すでにパートナーの方が使える機能を、公式の仕様書と運営者の確認の範囲で整理します。

キーの作り方と権限(スコープ)

こっちゃん

パートナー向けのキーは、どこで作るの?

ぶるすなさん

パートナーのパーソナルエリア(PA)で作るよ。トレーダー向けでも見た「新しいAPIキー」画面の、スコープ「パートナーシップ」が関係するんだ。

仕様書では、権限が2種類に分かれているよ。

権限(スコープ)内容
partnership.all:read読み取りのみ。キャンペーン・リベート・紹介エージェント・顧客コメントの変更はできない
partnership.all読み書き。作成や変更もできる
ぶるすなさん

読み取りのみのキーで書き込みの操作を呼ぶと、403 になります。

運営者の PA の画面では、「パートナーシップ」の ▼ で読み取り専用を選べました。パートナー用のキーでは、有効期限の選択肢は最長90日とカスタムでした(運営者のアカウントでの確認で、トレーダー用キーで同じかは確認していません)。

読み取りでできること

ぶるすなさん

仕様書にある、読み取り(GET)の操作の例です。

分類できること(例)
リンク既定のパートナーリンクと、リンクの一覧
キャンペーンキャンペーンの一覧と詳細
顧客顧客の一覧、顧客の口座、取引の報告
報酬報酬の履歴
登録・成果日別の登録数、成果の統計(コンバージョン・キャンペーン別・IB)
ティアパートナーのティアの状態と条件、ロットあたりの報酬率
自動リベートリベートのグループ・履歴・支払いの照会
サマリーサマリー
りっちゃん

報酬の数字も API で見られるのね。でも、API を使えば報酬が増えるってわけじゃないでしょ?

ぶるすなさん

そうだね。API でできるのは、リンクやキャンペーンの管理と、成果や報酬の照会だよ。報酬が増えるものではないし、報酬の額や率は、この記事では扱わないよ。

書き込みでできること

ぶるすなさん

書き込み(読み書きのキーが必要)の操作の例です。

分類できること(例)
キャンペーンキャンペーンの作成・変更、キャンペーンの計測リンクの作成
パートナーコード独自のパートナーコードの作成
紹介エージェント紹介エージェントの追加・名前変更・アーカイブ
顧客の口座顧客の口座へのコメント。メールアドレスで、顧客が自分の紹介かどうかを照会
こっちゃん

自動リベートも、API で設定を変えられるの?

ぶるすなさん

この版の API では、自動リベートは照会(GET)だけだよ。リベート率を変える操作は無いんだ。

パートナー向けの注意点

Partnership API の注意点

  • 書き込みにべき等性は無い。結果が分からない書き込みのあとは、読み直してから再送を判断する
  • 報告のデータは非同期に更新され、報告の種類によって反映の時点がずれることがある
  • 権限を迂回して、パートナーのデータにアクセス・収集したり、保存・送信・再配布・転売したりしようとすることは禁止(自分の提携活動の監視以外の目的で、Exness の明示的な書面の同意なしに行う場合)
  • Exness の明示的な書面の承認なしに、キーを無関係のアカウントや、未承認の第三者の媒体網・広告ブローカーなどと共有・公開しない
  • キーの安全管理と、キー経由の行為への責任は、トレーダー向けと共通です(規約の共通部分)。パートナーの操作には、パートナー向けの条項が別にあります

運営者が試した結果(2026年10月20日)

ぶるすなさん

運営者が、読み取り専用・有効期限90日・許可IP(IPv4)1件のキーで、既定のパートナーリンクの照会を試しました。

結果は、正常に返りました。つまずきやすい点が3つあったので、メモしておきます。

つまずきやすい3点

  • ホスト:開発者ポータルは、主ホスト(api.exness.com)と代替ホスト(api.exness-api.com)を挙げ、Key Management に表示されたホストか、案内されたホストを使うよう求めています。運営者の環境では、スクリプトから主ホストへつなぐとブラウザの確認画面(HTML)が返って止まり、代替ホストで通りました。環境によって違う可能性があります
  • 署名の中の timestamp と sign_version は、JSON の数値で送る(文字列にすると 400 になりました)
  • 許可IPに IPv4 を登録した状態で、接続が IPv6 で出ていくと、送信元が一致せず 401「ip not allowed」になりました。IPv4 で接続したら通りました
りっちゃん

接続が IPv6 で出ていくと、登録した IPv4 と合わないのね。気づきにくそう。

ぶるすなさん

許可IPを登録するなら、自分の接続がどのアドレスで出ていくかも見ておくといいよ。

これは、運営者の環境で試した結果だよ。環境によって違うこともあるから、開発者ポータルの最新の案内もあわせて確認してね。

れおしゃん

パートナー向けは、権限を読み取りに絞れて、データの使い道には規約の制限がある、ってことだね。

Exness API のよくある質問(FAQ)

Exness API とは何ですか?

Exness Terminal で使える機能・リアルタイムデータ・取引機能に、コードからアクセスする Exness の公式の仕組みです。

自動売買戦略の開発や、独自アプリの開発向けと説明されています。標準の MetaTrader 口座は接続できません。

Exness API は無料で使えますか?

利用料の有無は、確認した公式資料に記載がなく、無料とも有料とも言えません。

公式ヘルプ・API 利用規約・開発者ポータルの閲覧したページには、API の利用料に関する記載が見つかりませんでした。最新の条件は、公式で確認してください。

日本から Exness API を使えますか?

当サイトは、日本から使えるかどうかを判断できません。

この記事は、日本国外にお住まいの方向けです。英語版の公式ヘルプは、現時点でベトナムとタイの地域のみで提供と案内しています。

日本語版のヘルプがあることや、PA にメニューが表示されることは、利用できる根拠にはなりません。利用できるかは、Exness のサポートに確認してください。

MT4・MT5 の口座で Exness API を使えますか?

公式ヘルプは、標準の MetaTrader 口座はこの API に接続できないとしています。

対象は Exness 取引口座のみです。MT4 と MT5 のどちらが該当するかなど、MetaTrader 口座の細かい区分は、確認した資料では分かりませんでした。

Exness API で自動売買はできますか?

API での自動売買・アルゴリズム取引は、API 利用規約で認められています。

注文の発注・変更・キャンセルを、プログラムから実行できます。ただし、禁止される使い方があり、損失はすべて利用者の責任です。自動売買で利益が出ることを示すものではありません。

Exness API を Python で使えますか?

公式ヘルプは、好きなプログラミング言語で書けると説明しています。

Python も選択肢になります。通信は REST と WebSocket、署名は Ed25519 を使うと仕様書に書かれていて、詳しい手順は開発者ポータルで確認できます。

Exness API キーはどこで作れますか?

PA の API ページで作ります。API からキーを作ることはできません。

作る前に、Exness 取引口座・本人確認などの条件が必要です。日本語版・ベトナム語版のヘルプには、初回入金の段階もあります。設定項目は、名前・スコープ・有効期限・許可 IP・公開鍵です(運営者の画面・2026年10月20日時点)。

Exness API の公式ドキュメントはどこにありますか?

技術ガイドラインと仕様書は、Exness API 開発者ポータルにあります。

公式ヘルプの記事「Exness API」からも、開発者ポータルへ案内されています。

パートナー(IB)向けの API もありますか?

パートナー向けには、別の Partnership API があります。

パートナーの PA で、スコープ「パートナーシップ」のキーを作ります。権限は、読み取りのみ(partnership.all:read)と、読み書き(partnership.all)の2種類です。リンクやキャンペーンの管理、成果・報酬の照会などができます。

API を使うと、スプレッドやレバレッジなどの取引条件は変わりますか?

公式ヘルプの FAQ は、取引条件は MetaTrader・Exness Terminal・モバイルアプリ・API のどれで取引しても同じと説明しています。

ただし、口座タイプや居住地域などによる違いまで同じ、という意味ではありません。

AI ツールで作ったコードで損失が出たら、どうなりますか?

規約上、AI ツールで作ったコードによる損失について、Exness は責任を負いません。

コードが正しいか・安全か・API の仕様に合っているかを確かめる責任は、利用者にあります。

API キーが漏れた疑いがあるときは、どうすればよいですか?

漏えいや不正利用が疑われたら、support@exness.com にすぐ連絡するよう、規約に書かれています。

使わないキーは、PA の API 管理からいつでも削除できます。

まとめ|Exness API は条件と提供地域を確認してから

ぶるすなさん

Exness API は、Exness Terminal で使える Exness 取引口座に、コードからアクセスする公式の仕組みです。標準の MetaTrader 口座は接続できません。

使う前に、提供地域・口座の種類・本人確認などの条件を確認する必要があります(日本語版・ベトナム語版のヘルプには、初回入金の段階もあります)。英語版の公式ヘルプは、現時点でベトナムとタイの地域のみと案内しています。

自動売買は規約で認められていますが、禁止される使い方があり、損失は利用者の責任です。

れおしゃん

地域と口座の条件を先に確認して、キーも自分のコードも自分で責任を持って管理する、ってことだね。

※この記事は2026年10月20日時点の情報です。出典は、Exness 公式ヘルプ「Exness API」(英語版・日本語版)、Exness API 開発者ポータルの仕様書(OpenAPI・Exness Trader API version 1.0.2)、
API 利用規約(Version: 30 September 2026 / 002)と、運営者のパーソナルエリアの画面です。
仕様・規約・提供地域は予告なく変わることがあるため、最新は公式で確認してください。

口座を開設する前に:Exness API の利用条件の確認

口座を開設しても、API が使えるとは限りません。次の条件を、先に確認してください。

提供地域英語版の公式ヘルプは、現時点でベトナムとタイの地域のみと案内しています。利用できるかは、Exness のサポートに確認してください。

口座対象は、Exness Terminal で使える Exness 取引口座です。標準の MetaTrader 口座は接続できません。

本人確認・入金本人確認(POI・POA)が必要です。日本語版・ベトナム語版のヘルプには、口座タイプと居住国に応じた初回入金の段階もあります。

この記事は、日本国外にお住まいの方向けです。口座の開設は、API の利用条件の1つにすぎません。

注意FX・CFD 取引は、預けた資金の大部分または全部を失う可能性があります。

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Exness APIとは? できること・使う条件 始め方

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