Exness（エクスネス）の約定（リクオートとは？リクオートの回避方法は？）に関しての質問と回答

Exnessは口座タイプによって約定方式が異なり、それによって取引に影響が出るケースがあります。

具体的にはプロ口座は即時約定方式、それ以外の口座は成行約定方式を採用しています。
即時約定は発注した価格でブローカーが約定する方法です。そのため、価格が短時間で変動するような場合には、変更後の価格に同意することを確認する通知（リクオート）を送信するのでポジションが好きなタイミングで持てない可能性があります。

こういった、Exnessの約定に関してよくある質問に回答していくページです。

Exnessでの取引において、決済指値が約定しない場合、いくつかの原因が考えられます。注文の意図的なキャンセル、有効期限による自動キャンセル、低レバレッジや資金不足による注文の削除、または市場価格の急激な変動による価格ギャップ保護が含まれます。
 
その時の状況によるので、取引ターミナルの操作ログを確認し、発生したエラーについて調べることが大事ですが、必要に応じてサポートに連絡してみることをオススメします。

レバレッジ制限であっても両建てをすれば証拠金がゼロ扱いになるため一方向のポジションを持つ時よりも多くのポジションを持つことは可能です。
ただし、指標発表時などはスプレッドが拡大することも多くゼロカットする可能性の高いトレード方法であることを認識しなければいけません。「no money」と表示され決済できない原因はケースバイケースかと思いますが、未決済ポジションが証拠金を圧迫している場合に表示されるエラーメッセージです。
片方ずつ手動で決済するか、利益の出ているポジションを一括決済するMT5の機能を使ってみるといいかもしれません。
 
ちなみに指標時にピンポイントで両建てをするトレードを多用すると悪質なトレードとみなされてしまい制限を入れられる可能性もありますのであまりオススメしません。

Exnessでのハイレバ取引において、指標発表時の価格変動が約定拒否の原因となることがあります。これは、レバレッジ制限によるものの他、プロ口座のリクオートによるものであることが多いです。
スタンダード口座、ロースプレッド口座、ゼロ口座とプロ口座では約定方式が異なり、前者は成行約定、後者は即時約定です。即時約定のプロ口座では成行注文においてリクオートという約定しない現象が発生します。
 
リクオートは値動きの激しいタイミングで多発し、指標発表時などはほとんど約定しないケースも多いです。回避する方法としてはプロ口座以外の口座を利用する他、指値注文を使う方法があります。
プロ口座のリクオートは成行注文の時のみに発生するため指値注文ではきちんと約定します。ただし、約定するもののスリッページが発生するため、自分の意図しない価格での決済となる可能性があることには注意が必要です。

Exnessのプロ口座は、特にスキャルピングトレードに適しており、その約定力は他の口座タイプと比較して高いとされています。これは、プロ口座が「即時約定」の方式を採用しているため、注文を出したレートでの約定が可能であることに起因します。しかし、上の回答にもあるようにリクオートが発生するケースがあるため注意が必要です。
また、レバレッジ制限があるため、経済指標発表時などの特定の時間帯や、口座残高によっては約定力に影響が出ることが考えられます。
 
ゼロ口座やロースプレッド口座はスプレッドが狭く、リクオートも発生しませんが円安状況化では手数料負担が大きくなってしまうためトータルコストが膨らむケースが多いです。
スプレッドとこれらの条件を加味した上で自分に合った口座タイプを使うことをオススメします。

プロ口座で成行注文をした場合スリッページはないと思います。代わりにリクオートという約定しない現象が発生します。
一方プロ口座以外では約定はするものの大きく滑って約定することがあるので一長一短かと思います。ちなみにスリッページは国内海外に関わらず、またExness以外のブローカーでも普通に発生します。