Exness（エクスネス）の資金移動（資金抜きとは？異なる通貨口座では？）に関しての質問と回答

Exnessのエッジの一つに「ポジション保有中の資金移動」が挙げられます。

他にもできるブローカーはありますが、Exnessの場合は「無制限レバレッジ」、「ロスカット証拠金維持率0%」があるため、「ポジション保有中の資金移動」を最大限に活かすことが可能です。

そんなExnessの資金移動についてのよくある質問と回答についてまとめました。

含み損のポジションを持っていても資金移動は可能です。

移動できる金額はその時の有効証拠金とそれによるレバレッジによりますが、MT5の画面だと「可能額」がその時点で資金移動できる金額です。
ただし、相場の変動によって資金移動できる額も変動するので、Exnessのパーソナルページに表示されている額と差異が発生することがあります。

また、資金移動中に大きな値動きが起こり損失拡大した（「可能額」が資金移動した額を下回った）場合は資金移動失敗となります。
資金移動は基本的に即時ですが、時間帯やサーバーの状況によっては時間がかかることもあるので余裕を持ったやり方をする必要があります。

Exnessでは円建てやドル建て口座の他にも多くの通貨に対応した口座を作成することができます。通貨が違う口座間での資金移動は自動換算されますが、その時の両替レートはライブレートです。

資金移動画面にてどのレートで変換されるのかが表示されますので、それによってどのレートで換算されるのか確認することができます。

ちなみに、週明けに大きな窓開けが起こり、市場がオープンしていない時点での資金移動は少し注意が必要です。

ストップロスを置くこととと原資を資金移動した場合での明確な違いは市場の影響を全く受けないことです。

例えばストップロスを建値に置き、それがその価格のまま約定した場合は問題ありませんが、急激な変動によるスリッページやティック飛びがあった場合はストップロスの指値で約定せず想定していた以上の損失が発生するケースがあります。
一方資金移動はあらかじめ資金を他に逃がすことができているので相場の急変や、それに伴うスリッページなどが無関係になります。これが資金移動のエッジです。

いくつかパターンがあって、例えば5万円程度で無制限レバレッジによるトレードをする場合は抜けるようになったら割とすぐ資金移動をして原資を抜きます。
含み益込みで1000ドル未満であればポジションが含み益になった時点ですぐに原資を資金移動できるのと、例えカットされたとしてもスプレッドバックによりプラスが見込めるからです。当然すぐに建値でカットされることは多いですが、少しでも逆行したらカットとなるやり方をしているので割り切っています。

一方、10万円以上でトレードするケースはある程度伸び切ったところで資金を抜きます。これはあっという間に無制限レバレッジ適用証拠金である1000ドルを超えてしまいレバレッジが2000倍まで落ちるため資金移動できる資金に制限がかかるためです。

自分の別のアカウントはもちろん、自分以外の他のユーザーアカウントに内部送金機能を利用して資金移動することは可能です。

ただし、同一アカウント内での資金移動とは違う点として、①資金移動の際に口座番号とメールアドレス、ワンタイムパスワードが必要、②送金できる資金量に500ドル/月までの制限、などがあります。

資金を送った人のポジションなどは特に関係なく、同じポジションを持ったとしても凍結などはありません。