Exness(エクスネス)のティックデータ確認方法とその活用方法について

exnessティックデータについて
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ぶるすなさん

Exnessのティックデータの確認方法と、その活用方法について説明します。

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異常なスプレッド…自分だけ?

ぶるすなさん

Twitterを見ていると、見出しのようなツイートをしている人がたまにいます。

また、下記ツイートのマイキーさんのように、パッと見はTPに到達して利確されてそうなのに、実際はポジションが残ったままで困惑するケースも多々あります。

ぶるすなさん

特に指標時やクローズ前後はスプレッドが拡大することが多く、指値をしたのに約定していない、利確されていないなどで、サポートに問い合わせしたり、僕に調査依頼をくれるケースが多々あります。

問い合わせ前にティックデータを確認しよう

ぶるすなさん

もちろん疑義が生じたらすぐに問い合わせを行うのもいいのですが、問い合わせの回答には時間を要するケースも多いです。
また、納得の行く回答が得られるとも限りません。
 
補填を訴える人も少なくないですが、補填を求めるにはそれなりの根拠が必要です。

そこで、まず最初に確認したいティックデータの履歴を自分で確認する方法を説明します。

ティックとは?

ぶるすなさん

ティックデータの確認方法についての前に、ティックとはそもそも何なのかについてです。


ティックとは金融商品における価格変化の最小単位(呼び値)のことを表します。
 
例えば、ドル円では1ティック=0.01pipsです。

 
Exnessでは誰でもティック履歴を見ることができるので、取引履歴と比較することで、

「本当にTPにかからなかったのか」
「なぜ約定しなかったのか」
「スプレッドは自分だけがおかしいのか」


などを調べることができます。

ティックデータ確認方法

ぶるすなさん

ここからはExnessのティックデータ確認方法です。
直接リンクしているボタンを貼りますが、下記手順で確認することができます。

STEP
STEP
ヘッダーメニューからツールを選択し、ティック履歴をクリック
STEP
ドロップダウンメニューから、利用可能な取引金融商品、年、月、および日を設定し、ティックを取得をクリックを選択

ティックデータ活用方法

ぶるすなさん

実際に冒頭のツイートのTPがなぜ刺さらなかったのかをティックデータを使って確かめてみます。

ぶるすなさん

画像からは分かりませんでしたが、確認したところ

「日本時間2023/10/11 6:30頃」のチャート画像

とのことでした。
日本はGMT+9、ExnessはGMT 0なので、

Exnessの時間だと「2023/10/10 21:30頃」です。

疑わしい部分のティックデータを確認

STEP
ティックデータをダウンロード
ぶるすなさん

まずはティックデータをダウンロードします。
前述の確認方法に従って、2023/10/10のAUDNZDmのデータをダウンロードします。

STEP
ダウンロードしたCSVファイルを開いて確認
ぶるすなさん

先頭行を固定していますが、ハイライトした部分が該当しそうです。

ティックデータ確認結果

BidAsk
1.061871.06508
ぶるすなさん

TPが刺さっていそうなところのBidとAskは上記の通りでした。

チャートでは一見TPが刺さってそうですが、スプレッドによりAskがTPに到達していないことが分かります。

リクオートでもExnessの嫌がらせでもなかったことが分かると思います。
※ちなみにリクオートが発生するのは成行注文のみで指値ではリクオートは発生しません

まとめ

ぶるすなさん

Twitterなどではスプレッドが拡大した際に、

「Exnessに嫌がらせされた」
「こんなにスプレッド広げられた、ワイだけ?」

のようなツイートが散見されるのですが、まずは実際どうだったかを確かめてからではないとただのモンスタークレーマーとなってしまいます。

まず自分で確かめる姿勢は何事においても大事!
特にトレードや相場においては最重要です。

その上で納得行かないことやおかしいと思うことがあれば理論武装して戦いましょう!

Exness FAQ集

exnessティックデータについて

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